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ボートレースを当てるとは?
負けないためにはまず当てることが最重要。というわけでここでは「ボートレースを当てるとは?」ということにスポットを置いた私なりの意見を紹介していきます。
ボートレースを始めたばかりという人や、舟券が当たらなくて辛い人、長年やっている人のヒントにもなる内容となっているので是非最後まで読んで貰えれば幸いです。
得意・不得意をはっきりさせる
365日、24場で朝は9時前、夜は21時、最近では22時まで全国各地に散らばったボートレーサー達が厚きバトルを繰り広げているボートレース。
最近ではスマホ片手にいつでもボートレースの舟券を買うことが可能となっています。
それゆえについつい「暇だしボートレースでもやるか・・・」とやっている会場に手を出して負けてしまった?という経験が誰にもあるのではないでしょうか?ボートレースをまるでマッチングアプリのように片っ端からアプローチをかけていきいいね(的中)を貰えれば良いなんて考えているようでは一生養分となります。
そうならないためにもまず自分の好きなボートレース場、得意なボートレース場を最低でも1つは作りましょう。理想としては昼間と夜に1~2箇所持っていると良いです。
得意なボートレース場があれば当然その開催に集中できることはもちろんですが、それ以上に大事なのが「得意なボートレース場があるからこそ苦手なボートレース場」が見つかります。
自分にとって苦手意識のあるボートレース場が出来ることでそのボートレース場の開催を避けるになれば自然と何でもかんでも買えればいいという自分との決別へ繋がっていきます。
「苦手なボートレース場を分析して得意になればいいのでは?」
と考える人もいるかもしれませんが、私としてはどれもこれも中途半端に知識をつけるくらいであれば得意な開催場についてとことん極めたエキスパートになるほうが舟券の的中率も回収率が必然的に向上すると考えています。
どのタイプの舟券を狙うか
ではまず自分がどのような舟券を購入したいのか?また現状どのような買い方が得意なのか?
3つの分類から方向性を見出してみましょう。
それぞれの予想によって買い方、ポイントも異なるのでそれも併せて紹介していきます。
本線決着派
まず少ない点数で確実に的中を重視したいという人はシード番組が豊富であったり特定のコースの選手が強いレース場をおススメします。
1コースが勝ちやすいと言われて真っ先に思い浮かぶのはボートレース大村でしょう。1コースの勝率は年間で60%を悠々に超えておりダッシュの選手が不利なコース設計をしています。他場では実力が伴っていない選手であったも簡単に逃げ切れることもあるので1号艇の信頼性は高く当てるということだけを考えるのであればおススメです。
ナイター開催であればボートレース住之江もインの選手が勝つことが多いレース場。特に地元の選手が強い場としてもおなじみであり大阪支部の選手が出場している際は舟券にうまく絡めると良いでしょう。
ボートレース大村と同じように1コースの勝率が60%を悠々に超えるのがボートレース芦屋。こちらはサンライズ戦と呼ばれるシード番組が多く採用されており特定の枠にその節間で出場している上位クラスのレーサーと実力が伴わない選手同士が戦うことが多いのが特徴。
同じように多くのシード番組を導入しているボートレース三国、ボートレース徳山もボートレース芦屋ほどではないが特定の選手が有利になりやすい傾向がある。
ただしシード番組を多く導入しているモーニング開催のボートレース場は「朝活」と題して最近では1Rの展示時刻が8時15分、スタートが8時35分となっている。競馬と異なり原則は前日購入が出来ないので楽しむには平日、土日共に起きるにしても忙しい時間の合間を縫うにしても少し根気がいります(こういうレースほど適当に買うか・・・となりがちだが絶対にNG)
本線決着になりやすいレース場ではなるべく点数を抑えることや相手の軸を決める、そして資金配分と呼ばれる買い目ごとに金額を振り分けるのも大事となり、このような資金配分に特化した競艇予想サイトの無料予想を使ってみるのも良いでしょう。
本線と穴のバランス良い
次に荒れるレースと手堅いレースが共有し合うバランス型のレース場が良いでしょう。
ナイターの時間帯ではボートレース蒲郡がおススメ。1コースの勝率は50%中盤くらいだが水面の広さを生かした全速戦が持ち味のボートレース場ということでダッシュ勢が展開を作ることで時に波乱を呼ぶことも多く特定のレースでは穴を狙い、このレースは逃げ切りが決まりそうだなと思えば手堅い決着を予想しやすくなっている。
昼間開催では蒲郡と同様に全速戦が楽しめるボートレース浜名湖やボートレース多摩川もおススメ。
特に日本一巨大な水面と言われるボートレース浜名湖は選手の腕や技をフルに発揮しやすく捲り差しやフライングギリギリの踏み込みからの強烈な一撃は見ている側もスカッとする配当と決着を提供してくれます。
高配当、波乱決着を狙いたい
最後に波乱上等、決まれば高配当を狙えるレース場を紹介。
まず大前提として波乱決着となるためには実力を問わず1号艇(イン)の選手が負けやすい水面であることが条件となります。
1コースの勝率は年間で45%前後となっており水面が狭いゆえに差しも決まりにくいボートレース戸田は一番おススメ。外の選手にもチャンスが十分で高配当決着になることが多い。
同じく1コースの勝率が50%を下回るボートレース江戸川も風、波、うねりといった条件から選手にとっては乗りにくい水面としてもおなじみ。
ただし誰もが高配当を狙うレース場というのは常識内の高配当は狙うことが出来ても常識の範疇を通り越した特大万舟(10万超えなど)は発生しにくいので注意が必要。
また穴を狙うのであれば見返りが大きくなりやすいので多少点数を広げてリスクを承知した買い方が要求されます(もちろん点数を絞って高配当を的中して回収率を極められれば良いですが早々都合よく当たることは無いので注意しましょう)
ボートレースを好きになる
昨今、ボートレースを始めとしたギャンブルで投資をしませんか?といったニュアンスの競艇予想サイトをインターネット上で数多く目にしているかもしれません。
そのいずれのサイトにもよく書かれているのが、
・知識が無くとも言われたとおり購入するだけで儲かります
・素人でも簡単に当たる
・あくまで投資のツールとして考えてください
といった文章。果たしてこれは正しいと思いますか?答えはもちろん「NO!」です。
まず第一の問題として、言われたとおりに買えば本当に儲かるという誘いを受けたときに知識が無ければその話が嘘か本当かという認識は一切出来ません。そんな人間がもし自分の目の前に現れたときにあなたは財布の中の現金をその人に託すことができるでしょうか?
ところがインターネットの世界では簡単にお金を渡せてしまう人が多いからこそ、定期的に多額の現金を騙し取られたという被害者やそのような事件で逮捕される人間が多く現れます。
ただし、騙されている人の大半は「言われたとおりに買えば儲かるという話だった」と言う事が多く、それは根底に「自分の考えがない」、「自分自身に知識が無い」というのが原因としてあるからです。知識が無いのだから当然その人が言っていることが本当か嘘かを認識できないため、このようなことに陥りがちです。
つまり、知識が無くても儲かるという話はまったくの間違いであり、自分のお金を託すには最低限の知識が要求されると同時に自分に知識があることが自分自身を守るフィルターとなっていきます。
ボートレースを投資のツールに出来るかどうかという点については買い方を絞ったり、レースの選定をすれば難しい話ではないのでここでは触れませんが、そのような誘いを簡単な気持ちで始めることだけはボートレースに限らず全てのことで共通しているのでくれぐれも注意してください。
ボートレースを好きになるには?
ではボートレースを好きになるのは具体的にどうすればよいのでしょうか?
ここではいろいろな観点から好きになれる要素を紹介していきます。
再現性のある成功体験
これはギャンブル全般に言えることですが、まずは成功体験を作ることが大事になります。
ただし、よくある「適当に買ったのに当たった」というビギナーズラックではなく「こうすれば何度でも当たる事ができる」という繰り返し使える成功体験を作ることが重要になります。
これについてはどのような方法でもよいと思います。「○○選手のダッシュ戦は強いから成績関係なく購入する」、「○○選手は荒れた水面巧者だから人気がない時は狙い目」など選手の特徴、ボートレース場の特徴に沿った舟券の買い方は確率はともかくとして再現性がある的中を導くことができます。
そして一度こういう成功体験をすれば「次はこういう再現性のある買い方を見つけよう」という研究意欲が生まれます。もちろんこれに具体的なデータや数字の裏づけがあると良いですが、数字では見えないもの(特に高配当を呼び込む再現性)もあるのでデータを追求しすぎないのも良いでしょう。
現地での観戦
今やスマホを使えばいつでもどこでもボートレースを楽しむことができるゆえに現地に行ったことはないけどボートレースで数多く負けたり勝ったりしている人は多いと思います。
ただボートレースを好きになるには実際に現地に足を運んで楽しむのが一番です。
展示からレースまでの流れ、水面の距離感といった現地特有の臨場感はもちろんのこと、グルメや景色など入場料として100円を支払うだけで1日を通じて様々なことを楽しめる場所へ行ける距離に住んでいるという人はそのチャンスを無駄にしてはいけません。
「記念レースに行きたい」、「大きいレースがやっているなら・・・」と言うのではなくまったりと人も少なく最初から最後まで個人的には何でもない一般戦に行くのがおススメです。
選手を志す人の多くは「実際にボートレース○○で生のボートレースを見て感動したため」と語っている通りスマホやテレビの画面からは伝わない面白さが現地には数多く存在しています。
選手に関する情報媒体
ボートレーサーというのは賭け事の対象であると同時に一人の人間です。
当然ですがレース外の時間では様々なイベントやメディアに登場するときはレーサーとしての部分だけではなく人間としてのエピソードも数多く存在しています。
ボートレーサーというと以前は全国各地のレース場でのイベントに登場してそのような話をする機会が多かったですが、コロナ渦になってからはそのようなイベントがYouTubeを始めとした動画媒体で行われたりそのような番組を全国のボートレース場でも積極的に採用するようになりました。
これにより誰でも簡単に新しいものから古いものまで選手の人間味が溢れるエピソードが詰まった動画などを視聴することが可能となっています。
また、ボートレーサーの多くはTwitterやInstagramといったSNSを利用して日々の情報を更新したり、選手自体がYouTuberとなって普段では聞けない情報や趣味、プライベートを公開しているということも多いのでそのような観点からボートレース、そしてボートレーサーを好きになっていくことでこれまでと違った楽しみ方を見つけられるかもしれません。
もちろんどこまで突き詰めてもボートレースはギャンブルなので「ボートレースは好きだけど選手はぜんぜん知らない」という人を全面的に否定するつもりはありませんが、選手をギャンブルの駒ではなく人間として考えると当たったとしても外れたとしても気持ちの部分での変化は必ず起きてきます。
終わった時代に取り残されない
ここまで、知識を付けることが大事だという話をしましたが、知識が付いてきたらきたで気を付けないといけないのは、自分の世界、買い方が凝り固まってしまうというありがちなパターンに陥る事です。
昔からボートレースを購入している人の中で良く聞くのが「持ちペラ制度のときはもっと簡単だった」、「進入が今のように枠なりではつまらない」などといった言葉。これに関しては真っ向否定はしませんが、言い換えれば過去を捨てきれない「時代遅れ」な思考とも言えます。こういう人に限って、現代のボートレースに対応できずマイナス収支から抜け出せない人が多いのが現状です。
ボートレースの世界は常に進化を続けています。それはルールや規則もそうですが、選手達の中で1つのブームが生まれては死んで、また新しいブームが生まれるという意味も含まれます。持ちペラ制度の時代でも1人の選手が凄いペラを作ればそれをグループ(支部内)で共有したり、他の地域の選手が真似をしたり、それを改良して新しい時代を作ったということも聞いたりしますが、これは持ちペラ制度が廃止された現在でも決して死んだ傾向ではありません。
いつまでもその時代、終わったトレンドに沿った買い方をしているのでは当時当たっていた舟券が当たらなくなるもの当然。実は現代のボートレースで儲け方は舟券の上手い下手ではなく、知識のアップデート、情報の更新が一番重要であり、それを怠ると情報強者であった自分もいつしか情報弱者と笑われてしまう日がくるかも…?
情報のアップデートに必要なこと
では、その情報更新に使えるツールをいくつか紹介していきます。
有料媒体
インターネット上には無料、有料問わず様々なデータを見ることが存在しています。
しかし、使えるデータ系のサイトを見つけてしまうとどうしてもそこに固執してしまいます。そうではなく、今まで使ったことが無いデータサイトや時にボートレース専門雑誌を購入してみるのも良いでしょう。紙媒体が意外な情報を与えてくれることも少なくありません。
もちろんその使った新しいツールが使えないものであったり、今まで使っていたものよりも劣る可能性は大いにありますが、それであれば元の場所に戻ったりまた違ったものを利用すればよいだけの話であり、今までと違うことをすることが知識のアップデートのきっかけへと必ず繋がっていきます。
ある程度データを触っている人であれば新しいものを試しても使えるのは5個に1個あれば良い方だと思いますが、少なくとも現状から何も動かないで手札を固定したまま当たらないくらいなら時に思い切ったアクションを起こしてみましょう。
人に問う
ボートレースを楽しんでいれば友人と呼べる人間が出来てきます。特に最近ではSNS関係を通じて知り合い全国各地に友人がいるなんていう人もいるのではないでしょうか?
きっとその友人はあなたが持っていない知識や情報を持っているので是非聞いてみましょう。
これは選手間でも最近では当たり前のことになりつつあり、持ちペラ制度が廃止された現在、若手の選手たちがエンジンの出し方やペラの作り方が上手いと思えば先輩であっても頭を下げて教わり結果に結び付けていると聞きます。
それだけ選手というのは生き残るために必死になっているということなのですが、舟券を私たちもこの際、そんな安っぽいプライドなど捨ててみませんか?
この時に「あの人はあの人、自分は自分」というくだらないプライドで聞くのを躊躇っていては人間として成長はありません。またせっかく手に入れた情報をインプットしてもアウトプット出来ないのも同じです。
人から教わったことを忘れずに早期で実施して成功体験を得ることこそ自分自身の凝り固まった知識の拡大のチャンスを広げるヒントと答えになります。
競艇予想サイト
常に新鮮な情報を数多く公開している競艇予想サイトというのはまず使ってほしいツールの1つである。
ただし、競艇予想サイトの中には悪質極まりないものも数多く存在しており危険性が高いというケースも存在するので適当に選ぶのではなく評価サイトなどで推奨されている上位サイトを使うと良いだろう。
大半の競艇予想サイトは無料予想を見解付きで公開したり、最近では無料のコラムをLINE、もしくはページ内にて紹介しているのでこれが意外と予想のヒントや情報のアップデートに役立つことは間違いないでしょう。
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確率に立ち向かう舟券の確立
ボートレースは買い方が様々に存在する競馬と異なり売り上げのほとんどが3連単によって成立しています。
そのため良く言われるのが「ボートレースは1/120の確率で的中するから稼ぎやすい」という言葉ですが、ここで大事になるのは1/120だから当てることが簡単かどうかです。
ボートレースというのは1/120で当たる上に1号艇(1コース)の選手が最も勝ちやすく、外になるつれて不利になりやすいというひとつの決まりがあります。極端なこといえば1コースの選手が勝ち切ると思えば3連単1-全(2~6)ー全(2~6)の計20点を購入すればその当たる確率というのはグッと広がる一方で恐らく安定した利益を出すことは期待できず、よほど何かのアクションが無い限りはマイナス収支を連発することになります。
上述でも紹介したとおり人は成功体験があって初めてその物事を楽しく感じるようになるので儲からないのに同じことを続けるというのはもはや愚行か考えることを放棄して惰性で行っているに過ぎません。
当然多くの人はそのようになりたくないために色々な購入の仕方を模索しては当てる、外れるを繰り返すのですが、3連単120通りという世界の中で自分らしい買い方を見出すことが儲けながら的中するきっかけにつながっていきます。
「イン逃げから相手3人に絞って資金を配分する」、「最も人気が無い選手を3着に固定して手広く買っても儲かるようにする」、「1コースの選手は逃げ切れないけど3着以内には残ることが多いから外枠の選手を1着にして1コースの選手を軸にする」・・・その方法というのは実はここで書けないほど数多く存在しており私でも「そんな買い方があるのか!」と想像もできないものをこれを読んでいる人の中にはきっといるでしょう。
ボートレース番組に多く出演しているパチスロライターのういちさんは「ういち買い」と呼ばれる「1-234-56」という買い方を好んでいますが、それもまた1/120の中で見出した自分だけの買い方の1つです。
ここまでの中でも何度も触れたとおり一番問題なのは「その買い方に理由、狙いが無い」ということです。漠然、闇雲、勘というのは通常では考えられない境地での行動に出るが故に爆発力のある結果を生み出すことがありますが、そこには再現性は一切存在しません。
1/120の確率に立ち向かう自分のスタイルの確立を心がけてみましょう。