「名古屋・無料予想」 第23回 Jpn2 名古屋グランプリ

「名古屋・無料予想」 第23回 Jpn2 名古屋グランプリ

12月21日（木）川崎競馬場にて「第23回 Jpn2 名古屋グランプリ」が実施されます。

翌週に中距離ダートの年末の祭典である東京大賞典が控えていることからG1級というよりは来年以降に飛躍を狙うオープンクラスの馬が拮抗するレース。今年は中距離戦線で活躍する牝馬が珍しく2頭も出走することから実力の見極めも難しい一戦となりそうです。

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Jpn2 名古屋グランプリ 概要

開催日：12/21（木）
開催地：名古屋競馬場（ダート 2100m）
グレード：Jpn2
1着賞金：3,800万円
負担斤量：別定戦（3歳以上）

 

枠番発表前注目馬情報

注 ディクテオン

前走のJpn3浦和記念では初の重賞挑戦にして勝利。

東京競馬場の長距離レースをメインに使われていた追い込み馬ということで小回りが向かないのではないか？と軽視されるもR.ムーアの負傷により急遽乗り替わった本田が向こう正面からロングスパートで一気の大捲りを決め2着のミトノオーに0.5秒差を付けました。

中央未勝利戦を勝てなかった2021年秋に名古屋競馬へ移籍し2戦2勝。今回はその際の鞍上でもある岡部が騎乗を予定している。
※ 2022年4月より名古屋競馬場は現在の弥富市へ移転しているためコース経験は無し

今回も直線が短い名古屋競馬場ということで持ち前のスタミナを武器に速めの仕掛けでの重賞連勝を狙います。

テリオスベル

使っては放牧が当たり前の現在の競馬界には珍しい使い詰めで全国各地の重賞を戦うスタミナ型の牝馬。

前走のJpn3クイーン賞では56.5kgの斤量を背負いながら出遅れ気味にスタートをして逃げるパライバトルマリンとの逃げ争いを繰り広げるも最後は失速したところをライオットガールに差されて2着に敗れました。

砂を被ったり揉まれたりをするのが大の苦手で逃げ馬ながら出遅れが基本でムチを何度も入れないと動かないほどズブい超が付くほどの癖馬。今回も恐らく早い段階で先頭に踊り出てペースをかき乱すことが想定されます。

ミトノオー

前走のJpn2浦和記念では想定されたよりも競り合わない展開にも恵まれたが道中でロングスパート戦を仕掛けてきたディクテオンには直線で明確な差をつけられて2着に敗れました。それでも世代レベルについて疑われていた中で古馬との2度目の対戦で一定の成績を残せたのは大きな収穫といえるでしょう。

今回はハナを奪うことは出来そうですが道中でペースを乱すテリオスベルがいることで前回よりも難しいレースを強いられることが確定的。

1800mを越えた辺りからスタミナ面の問題で失速気味になるところがあり前走からの距離延長についても疑問が残っており前回以上に取捨が難しい馬となりそうです。

アナザートゥルース

超晩成型のダート重賞戦線で活躍する馬を輩出するキョウエイトルースの一族。

2019年に旧名古屋競馬場で行われた名古屋大賞典で1着、名古屋グランプリで3着と好走。2021年にはG1チャンピオンカップで3着と一流戦線でも活躍をしました。

2023年より船橋競馬⇒北海道競馬と所属先を転々とするも前走の道営記念では多頭数の落馬のアクシデントはあった中で2着と完走。来年で10歳を迎える高齢馬で最近はスピード面は明確に不足も時計のかかる地方競馬の舞台かつスタミナ要求確実の今回は穴妙味があるかもしれません。

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注目レース👀

第23回 Jpn2 名古屋グランプリ（名古屋）・10R

向こう正面でスタートしてしばらくは④ミトノオーと⑪メイショウフンジンが前でゆったりと入りながらレースを展開。問題は①テリオスベルが砂を被り出遅れ確実の最内枠ということでどのタイミングで外に出しての前を奪いに来るか？今回は54kgと最近の中では恵まれた斤量ということで前回よりは馬は進んではいくはず。

⑫ディクテオンは前回と同じで2周目の向こう正面辺りから徐々に位置を上げるロングパート戦へ持ち込み4コーナーまでには先頭を奪いたい。ここで完全に捲り切った場合はバテることは考えなくて良い馬なので勝ち切りはほぼ確実となる。

前が飲み込まれて苦しくなったところを後は⑥グランブリッジが何頭抜けるか？⑩セイカメテオポリスも中央馬が相手だといつも一定の人気をしながらもまったく通用しないレースが続いているが揉まれない外枠かつスタミナ勝負になればしぶとい。