JRA騎手 角田大河 電車に飛び込み自殺
2024年8月9日、JRA所属の騎手である角田大河が死亡していることが明らかとなった。死因は自殺で8月2日に北海道札幌市で発生した飛び込みによる人身事故に関与しているとされる。
角田は同日に函館競馬場に無断で侵入し芝コースを自家用車で走行したことによる騎乗停止処分が発表されていたのだがこの直後に
この1週間に渡り関係者や競馬ファンの間で飛び交った今回の騒動を時系列順に見ていく。
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角田大河について
経歴
角田大河は2022年3月に38期生としてデビュー。同期には今村聖奈、佐々木大輔がいる。
現在は調教師を務める父親の角田晃一は騎手時代はジャングルポケットの主戦などを務め活躍。兄の角田大和は2021年より騎手として活躍をする競馬一家。
初騎乗で初勝利を挙げると続くレースでも連勝という衝撃デビューを果たした(デビューから2連勝をした騎手は長い競馬界においても栗田伸一、福永祐一に続く史上3人目の快挙)
同年はG1初騎乗も経験するなど年間で36勝を挙げ新人騎手特別賞を受賞(30勝以上を挙げた騎手に権利がある最多勝利新人騎手は51勝を挙げた今村聖奈が受賞)
2023年にはG3毎日杯にてシーズンリッチで重賞初制覇を達成。次走となる日本ダービーでの騎乗も期待されたが後述の騎乗停止騒動より叶わずに終わる。
今年はここまで18勝をマークし減量特典が無くなる通算100勝まで残りわずかに迫っており重賞レースにも9度出走。2月に行われたG3 京都牝馬Sでは14番人気と評価の低かったスマートリアンで馬券内にあと1歩に迫る4着など低人気馬でも活躍を続けていた。
事件の内容
前代未聞の不祥事
2024年8月2日にJRAは角田大河の騎乗停止を発表。
角田は2024年8月1日20時30分頃、函館競馬場内に自らが運転する自動車で侵入し芝コース内を運転。函館競馬場のガードマン室に連絡が入り事件が発覚した。
角田の助手席には同乗者もおり本人はこのような事件を起こした理由として「花火大会を見たかった。酒は飲んでいない」と同日に行われていた「函館開港165周年記念 函館港まつり協賛 第69回道新花火大会」を鑑賞することが目的であったと証言をしている。
JRAは「本会の騎手として重大な非行があったもの」と認められるため、日本中央競馬会競馬施行規程第148条第2項により本事案について裁定委員会に送付するとともに、同条第4項により同年8月3日から裁定委員会の議決があるまで、即日での騎乗停止処分を下し土日のレースの乗り替わりが決定。
6月中旬から9月上旬まで続く函館、札幌競馬の開催は騎手が競馬場内の調整ルームを宿舎として利用し長期滞在をするのが通例となっているのだが非開催日に柵を自ら外して侵入し芝コースに損傷を与えるというのは前代未聞の事件。競馬ファンだけでなく多くの関係者も動揺と困惑の反応を示す事態となった。
騎乗変更情報
8月3日(土)
レース | 馬名 | 予定騎手 |
---|---|---|
2 | ポアゾンノアール | 富田 |
3 | ヤマメクィーン | 佐々木 |
6 | モンサンケコア | 西村(淳) |
7 | シンゼンシャイン | 川端 |
9 | タガノチョコラータ | 浜中 |
12 | ナイトスピアー | 横山(武) |
8月4日(日)
レース | 馬名 | 予定騎手 |
---|---|---|
11 | ベルダーイメル | 富田 |
競馬は非開催も
函館競馬場は現在非開催中も場内では500頭近い競走馬が調教を行うために滞在。
当然ながら芝コースを利用した調教も行う必要があるのだが敏感な競争馬にとって芝コースに何かしらの異常があることでトラブルや故障に繋がるとなれば一大事である。
そもそも函館競馬場の芝コースは前年の9月頃より芝の張り替え作業を始め冬の寒い季節の慎重なケアを行いながら翌年の開催に向けて段階的に芝の育成を続ける非常に大変な作業を強いられることでも有名で現在は調教師を務める四位洋文は騎手時代に洋芝を利用する札幌競馬場の芝コースでサッカーボールを蹴って遊んでいたところ馬場造園課の人に激怒をされたことがあるという。四位は「50kg近い人間が歩いたところでそこまで影響はないだろ」と心の中で思っていたらしいがそれだけ細かいケアと神経を注いでいるのである。
400kg~500kg近い競争馬が走るだけで傷みが出る芝コースに2トン近い自家用車(アウディ)が乗り込んで走り回ったとなれば馬場に与えるダメージ、熱心に馬場を作り上げた造園課の人たちの努力を台無しにする非情かつ倫理観に欠ける行為であるといえる。
不可解な言い分
しかしこの花火大会についての言い分についてネットでは疑問の声が相次いでいる。
それは事件が発覚した20時30分は花火大会の終盤に差し掛かったタイミングであり会場から5km以上離れた函館競馬場からは決して花火は大きくも見えないにも関わらず何故このような行動に出たのか?
これについては角田が北海道シリーズに参戦するのが初めてのため知識不足だったことや、車で同伴者と共にどこかへ出かけた勢いで競馬場内に侵入をして花火を見ようとしただけという考え方も出来るのだが何か別の目的を疑いたくなるのも頷ける話である。
昨年に続くトラブル
角田は2023年5月にも京都市内の認定調整ルームより中央競馬開催中に今村聖奈とスマートフォンより通話を行っていたとして1か月間の騎乗停止処分を受けている。
JRAではコロナウイルスの蔓延以降、競馬場に隣接している調整ルーム以外のホテルを宿泊施設を事前に承諾を得ていれば利用できるシステムをスタートしたのだが当然管理下に置かれていないとしても通信機器の使用についてはご法度であり多くの批判の声が集まった。
同伴者は今村?
車に乗っていた同伴者が以前より関係性が噂をされ現在は怪我で療養中の今村聖奈であるという憶測が飛び交っている。
共に栗東の競馬関係者を父に持つ両者は小学校時代からの幼馴染であり競馬学校の同期生でもあることから非常に仲が良くデビュー当初から関係性をにおわせる発言が度々続いていたが、それを確定的にしたのが上述でも取り上げた調整ルーム内での今村との長時間に渡る通話であった(今村もこの際に競馬場に隣接する調整ルーム内にスマートフォンを持ち込み騎乗停止処分になっている)
当然今回の件に関与を疑う人が現れて仕方のないことだが今村は自身のInstagramのストーリー機能にて事件当日は阪神甲子園球場にて野球観戦をしていたことを投稿。
ただしこの同伴者についての詳細は未だに明らかとなっていない。
角田大河の死亡説が浮上
関係者の匂わせ発言
8月3日の昼頃より複数の競馬関係者が角田大河が自殺をしたことを匂わせる内容をXに次々と投稿。
下記の引用は実際に投稿が確認された内容の一部(投稿者の名前は伏せてありますご了承ください)
騎手として大成してほしかった。
ポスト将雅本命の瑠星に待ったをかけられるのは大河だと思っていたのに。
悲しい。あまりにも悲しい。騎手として社会人として規範は求められて然るべき。
ただまだ21歳。同い年は学生してハメ外したりもしてる。JRAは愛のある対応をとれていたのだろうか。
R.I.P.
なんでそういう結論に至ったんだよ
1番やっちゃいけない事しやがって
詰み償って反省して復帰して結果出して見返せば良かったのに
言葉も出ない・・・
ここぞとばかりに叩いた人
一生後悔するよ
正義を振りかざすふりして人間否定は犯罪
自分より若い人が亡くなるって本当に…。
実名こそ挙げてはいないが誰が見ても角田であることは確定的であり次々に拡散。騎乗停止が発表された8月2日の昼過ぎには札幌市厚別区のJR上野幌駅内にて20代の男性が電車に飛び込み人身事故を起こしており荷物が角田の物であったなど様々な情報が錯綜する。
更に8月5日にノーザンホースパークにて開催が予定されていた「35周年アニバーサリー ノーザンホースフェスティバル」が諸事情により急遽中止となることが発表された。
同イベントには角田の参加が予定されていたが騒動を受け斎藤新にゲストが前日中に変更。しかし開催そのものを打ち切ったことから何か大きな問題が生じたのではないか?と疑いの声が大きくなっていく。
元JRA騎手で現在は札幌市内で飲食店を経営する藤田伸二は8月3日に自身のYouTubeチャンネルの配信の途中にて角田大河が死亡をしたと言い切る。
その後も関係者らしき人物が「軟禁をされている」、「栗東で謹慎中」、「栗東で姿を確認した」といった情報を配信するも確証的な裏付けは無かったことから形はどうあれ角田は死亡をしているのではないか?という可能性が日に日に高まっていった。
JRA側の意見
週刊新潮は8月7日に「【衝撃写真】夜の芝コースを疾走する乗用車に「同乗者の影」 前代未聞「競馬場侵入事件」を起こしたJRA21歳ジョッキーが「行方不明」に」というタイトルにて角田大河に関する記事を公開。
SNSを中心に飛び交うこの話題についてメディアが口を開いたのは噂が広がり始めてから4日が経過をしてからだった。
記事の中では函館競馬場に実際に角田が乗り込んだ車の写真と同時に「角田が8月2日以降連絡が取れなくなっている」という衝撃の内容が記されていた。JRA側についても角田の現状についての取材への拒否姿勢が強く事件や事故の関連については「把握をしていない」、「お答えすることはできません」と回答。
飛び込んだ男性の正体
8月9日、北海道ニュースは8月2日に発生した札幌市厚別区のJR上野幌駅内にて飛び込んだ人間のDNA鑑定した結果、滋賀県栗東市在住の20代男性であったことを報道(氏名は非公表)
遺体の損傷が激しかったもののDNA鑑定にて身元が特定された。なお駅構内に設置されていた防犯カメラの映像から事件性は薄く自ら飛び込み自殺を行った可能性が極めて高いとされる。
余談だが角田が飛び込んだJR千歳線は競馬関係者が各地から飛行機で向かう新千歳空港と札幌を結ぶアクセス線でもあり事故当日が金曜日だったことから多数のマスコミ関係者がこの人身事故による遅延、運休の被害を受けたことをXなどにて報告をしていた(この段階で飛び込み自殺を行ったのが角田であることを知る人はいない)
そして8月10日、JRAは角田大河の逝去を発表。死因については家族の意向にて表向きには非公表となっている。
まとめ
色々と思うところがある今回の事件だが角田が自らこの世を去った以上は何も解決することなく終わりを迎えてしまった。
早くから活躍が期待をされていた一方で素行面に数々の問題を抱えていたのは本人の傲慢さ、2世騎手としての後ろ盾があったのだろうが今回の責任から逃れるための行動に対し同情や残念であるという気持ちは申し訳ないが私には一切存在しない。それどころか「ふざけるな!」と声を大にして言いたい話である。
なぜ競馬場に車で侵入をしてはいけないのか、競馬場のコースは多くの人の支えと努力があって競馬がその裏に隠されているのか・・・競馬学校にて今後はそのような当たり前のことを教育、指導することでこんなバカな事件や悲劇が再び起こらないことを私としては祈りたい。
そして本人が何を思ってこのようなことをしたのかはさておき死ぬことで何でも許される風潮だけは私は全く理解が出来ないし今後も理解はしたくない。
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