「川崎・無料予想」 Jpn1 全日本2歳優駿

「川崎・無料予想」 Jpn1 全日本2歳優駿

12月13日（水）川崎競馬場にて「第74回 Jpn1 全日本2歳優駿」が実施されます。

「川崎から世界へ」という合言葉通り昨年の勝ち馬であるデルマソトガケはその後アメリカダート戦線で活躍を見せ日本をファンを賑わせました。

あれから1年。今年も既に重賞戦線で頭角を現す2歳馬たちがここ川崎へ集結。来年より本格的にスタートするダート路線改革へ向けてまず世代の1番星に輝くのは一体どの馬でしょうか？

注目のメインレースを含めたこの日の予想を紹介🐎

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Jpn1 全日本2歳優駿 概要

開催日：12/13（水）
開催地：川崎競馬場（ダート 1600m）
グレード：Jpn1
1着賞金：4,200万円
負担斤量：定量戦（2歳限定）

 

枠番発表前注目馬情報

注 サトノフェニックス

Mリーグ セガサミーフェニックスのオーナー企業セガサミーホールディングスの会長である里見 治の所有馬。セガサミーフェニックスへ命名書が授与されたことでも話題となった。

新馬戦→ヤマボウシ賞を連勝し前走の兵庫ジュニアグランプリでは今回出走するイーグルノワールとハナ差の2着に敗れるも3着には5馬身差、重馬場で開催された昨年の勝ちタイムと＋0.4秒しか変わらない1分29秒4の走破時計は優秀といえる。

右回りで2勝重賞2着もコーナーでは外に張っており左回りだとこれが良い方向に出るのか？コーナーがキツイ川崎コースがマイナスに出るか？走ってみないとわからない部分もあるが12月3日（日）には競馬開催中ながら鞍上を務める和田 竜二が栗東へ駆けつけ早朝4時より追い切りに跨って左回りでのコース追い切りを入念に実施。

内枠で砂を被るのを嫌がるのでこれまで能力を最大限に発揮する形で競馬が出来ていないのにも関わらず素質でカバー。真ん中から外枠に替わればパフォーマンス上昇が期待できる一頭。

イーグルノワール

ダート転向後は3連勝中で前走ではサトノフェニックスに勝利。一度抜かれるも内側で粘りの走りを見せ再び抜き返した根性の高さを発揮。

ただし1400mのレースでの上がり全体3位と接線だったサトノフェニックスがゴール後もまだ伸びていたことから200mの距離延長となったときに根性だけでどうにかなるのか少し気になる部分がある。

東京→園田→川崎と遠征競馬が続くことから中間は厩舎調整がやや軽めであり12月8日に行われた坂路の調教以外は目立った時計を出さないまま本番を迎えることになりそう。

既に来年のダート戦線へ向けての賞金はしっかり確保しているだけに1ハロンの距離延長の舞台に対して機動性と勝負根性でどこまで食い下がれるか？

フォーエバーヤング

京都、門別の1800m戦で連勝。

前走のJpn3 JBC2歳優駿で直線に入ってからの脚は他とは別のレベルに位置しているのが誰の目からもわかるほどの爆発力を見せており荒削りながらも才能とポテンシャルの高さにはなかなかのモノを感じる1戦であった。

ただし今回は1600m戦への距離短縮、京都、門別よりも小回りや機動力が要求される川崎競馬場が舞台ということで不器用なこの馬にとっては試練の条件となりそう。

中間の追い切りでもスッと動き切れていない部分があり大井競馬場が舞台となる来年の3歳ダート戦線では注目の1頭となりそうだが今回は割引が必要。

サントノーレ

ヒーローコール、ミューチャリー、インペリシャブルなど後に中央馬と好勝負を繰り広げる馬の登竜門となっているS2鎌倉記念の勝ち馬。

しかし今年は出走馬のレベルの低さや路盤改修の影響があったにせよ歴代ワーストの走破時計1分37秒での勝利と物足りなさがある。

それを裏付けるように11月9日には地元門別のオープンレースで重賞勝ち馬が他に不在にも関わらず9頭立ての6着と敗れてしまっており地方馬同士でも決して能力が抜けていない。

厳選レース①～②

ジョイホース横浜賞（川崎）・9R

スタートが速そうなのは⑩キューティロメラ、⑪シークザトゥルースの外枠勢。すんなり行けるようなら最内枠の①リッチアロマも二の脚には定評がある。

2走前に盛岡の1000m戦で重賞2着のある⑤エイシントゥランも斤量に恵まれ2列目を追走。

浦和の800m戦で一叩きされ得意の川崎戻り差し込みを狙う⑧サンエイヴィクターの反撃にここは期待。

路盤の改修でタフな時計が掛かる今の川崎だと冬場の乾燥した開催はますます拍車がかかる可能性があり直線が短い川崎と言えど先行絶対有利とも言いにくい。

 

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チャーチルダウンズ特別（川崎）・10R

中央2勝クラスから移籍初戦となる⑧クールシフォンも負担のかからない川崎競馬場での本馬場追い切りでの時計という事でやってみないとわからない面がある。

浦和の800m戦で前に行くだけのスピードがある⑥アイグレースがスピードの差で前を潰すように流れるので⑨イサチルプリンスが外に持ち出しての差し伸ばしを狙う。

船橋の所属馬である①ヨウコウは当地の実績が乏しく最内枠からロスなく運んで外に持ち出すのにも時間を要するとレベルの高い環境での馬とはいえ印はさすがに押さえレベル。

 

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最注目レース👀

第74回 Jpn1 全日本2歳優駿（川崎）・11R

今年は地方馬のレベルがやや小粒で近年このレースで好走が目立つ南関東所属馬もこのレースの前哨戦を含め例年以上に北海道所属馬に力の差を見せつけられている。

短距離を主戦とする④オスカーブレインが息を入れないハイペースな逃げを打ち①イーグルノワール、⑦サントノーレ、⑩ナスティウェザーが続く。

待望の外枠を引いた⑨サトノフェニックスは砂が被らない外々を追走しながら抜け出すタイミングを待ち一番人気が想定される⑫フォーエバーヤングや⑧ゼルトザームがこの隊列から1～2列後ろに入る。

1000mまでなら面白い走りが出来る④オスカーブレインがラスト3ハロン手前から徐々に失速し先行馬が徐々にペースアップし直線へ躍り出る。

①イーグルノワール、⑨サトノフェニックスの両者が競り合うところへ4回カーブ、距離、大外の不利が重なっている⑫フォーエバーヤングがどこまで迫れるか？この馬が直線にスムーズに入れない様なら伏兵に1議席の余地もありそう。

ただし⑩ナスティウェザーは元々1400mまでが限界と鞍上からも断言されている馬であり⑧ゼルトザームも典型的な短距離馬かつ出遅れ癖が使うたびにひどくなってきた。

その⑧ゼルトザームの前走は早めに動き出して最後は苦しい競馬になったサトノフェニックスよりも上り3Fは0.2秒遅かった上に勝ち馬の①イーグルノワール、2着の⑨サトノフェニックスと5馬身と明確な差を付けられていた。典型的な短距離馬でワンターン競馬が歓迎のヘニーヒューズ産駒という点からも中央馬の中でも上3つと下2つで力の差がありそう。