2歳ダート戦線のモーニン産駒が熱い!?

2歳ダート戦線のモーニン産駒が熱い!?

2023年の2歳戦がスタートし地方、中央問わず全国各地で様々な馬たちが勝ち上がり来年のクラシックへ向けて名乗りを挙げている。

さて毎年注目される新種牡馬についてこの記事では語っていきます。

今年の新種牡馬といえば皆さんは何が浮かぶでしょうか?

「サンデーサイレンスの再来」として社台グループが力を入れているブリックスアンドモルタル、日本ダービー、天皇賞を制覇したレイデオロ、ジャパンカップや大阪杯を勝利したスワーヴリチャード・・・など多くの馬たちの子供がデビューを飾っています。

そんな中でダート種牡馬戦線の相関図を変えるかもしれないモーニン産駒が今ひそかに注目を集めています

偉大なる父の血を受け継ぎ後継種牡馬の第一候補に名乗りを上げてきそうなこの馬の競走馬時代の活躍やデビュー間近の注目馬を紹介。

 

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モーニンについて

一気の活躍


引用元 JBIS Search

モーニンは2012年にアメリカのエンパイアイクワインズ社にて誕生。父のヘニーヒューズは翌2013年に日本へ輸入されその後は日本競馬のダート戦線の一大勢力を築き上げ現在に至る。

その後は日本の馬主に購入され父を追いかける形で日本へ輸入されたモーニンは2015年5月にデビュー。このとき既に新馬戦は終了していた影響から既走馬を相手にした未勝利戦に出走も1番人気(単勝2.5倍)に支持され2着馬に5馬身差をつける高いパフォーマンスで初勝利を挙げた。

デビュー戦を含め4連勝でオープン入りを果たし挑んだG3武蔵野Sで3着に破れるも翌2016年1月に行われたG3根岸Sで重賞初制覇。その勢いのまま挑んだ2月のG1フェブラリーSでは初の黒星を付けた因縁の相手でもあるノンコノユメを下してG1初出走ながらビックタイトルを獲得。

クラスの壁に阻まれてG1はおろかG3の勝利にすら時間を要することが多いと言われるダート戦線においてデビューからわずか9ヶ月での古馬G1勝利には怪物が誕生したという声の一方でヘニーヒューズ産駒ということもあってか早熟面を不安視する声も当時多く見られた。

長きの低迷と晩年の復活

その不安は的中し地方、中央の重賞で連敗に次ぐ連敗を繰り返すと一時はスピード力の復活を求めて芝のレースを試すなど試行錯誤を繰り返す日々が続き初G1制覇から2年後の2018年3月にオープンレースで久しぶりの勝利を挙げると同年9月には韓国へ遠征しコリアスプリントで久しぶりの重賞タイトルを獲得。

6歳時に2勝を記録し復活の兆しを見せたものの翌年は再び苦しい競馬を繰り返し通算28戦8勝の実績で現役を引退。

2020年より優駿スタリオンステーションにて種牡馬入りを果たした。

 

種牡馬としての需要

ダート系の種牡馬に加え競走馬時代の晩年に大きく成績を落とした中での種牡馬入りだったこともあってか初年度の2020年の種付け料は50万円と低く設定されたのが功を奏したのか190頭もの種付けを行う。

2年目以降も100頭以上の馬たちとの種付けを行っており3年目の2022年には80万円、産駒がデビューを迎える4年目の2023年には100万円まで種付け料がアップしている。

数多くの種付けに成功したことには以下のような理由が挙げられる。

①サイアーランキング上位に君臨する父へニーヒューズの種付け料が500万円と高騰

②日本の馬が多くの繁殖牝馬が持つサンデー系(ディープインパクトなど)、キングマンボ系(キングカメハメハなど)の血を持たない

③先に種牡馬入りを果たしている同じ父へニーヒューズ産駒のアジアエクスプレスの種付け料が上昇傾向も種牡馬成績が乏しい

へニーヒューズ産駒は仕上がりが早過ぎるがゆえに古馬になってから凡走する傾向が強く2歳~3歳時の勢いが徐々に低下していき重賞タイトルを獲得する馬が少ないことから今後ダート界の勢力図を一気に塗り替えるほどの化け物レベルの馬が誕生する可能性は低い。

そのため国内のG1レースを勝利し種牡馬入りを果たしたモーニンを含めアジアエクスプレス、ワイドファラオの3頭のどれかが今後の後継種牡馬争いをリードしていくことが現状では考えられる。

産駒について

2023年5月25日に門別競馬のアタックチャレンジ(未勝利戦)にてパレスレガシーが産駒初勝利を記録。その後も門別、大井、川崎、高知、佐賀、岩手と全国各地にて産駒が勝利を記録し2歳戦線をにぎわせている。

同年8月には門別競馬場にて行われた「フルールカップ」にてヨシノヒローインが産駒としての重賞初勝利を早くも達成し秋に行われる中央交流牝馬重賞「Jpn3エーデルワイス賞」の有力候補に名乗りを上げた。

仕上がりの早さ、スピード力の高さは3歳5月までデビューが遅れながらもわずか9ヶ月でG1馬となり短距離~マイル戦線で戦った父の傾向を見事に遺伝させた結果ともいえるだろう。

2023年からダートの番組が一新され中央、地方のダートがより密着するだけにあとは大事な時期に能力のピークアウトを迎えないことだけが気になるところだろう(同じように種牡馬として華々しいスタートを切った同じアジアエクスプレスの前例があるだけにこの点は今後心配される

今後デビュー予定の注目馬紹介

ここからは今後デビューを控える注目のモーニン産駒を紹介。

中央、地方の両面から個人的に楽しみな馬をリストアップしているので出走時は応援してみてください。

ポラライズ


引用元 JBIS Search

性・毛色 厩舎 馬主
牡・鹿 松山 将樹(美浦) 山口 裕介

山口ステーブルの代表を務める山口 裕介の所有馬で2022年の1歳サマーセールにて594万円で取引されたポラライズ

山口ステーブルにて育成されるダート馬は早い時期から活躍する馬が非常に多いことや、オーナー自身が地方競馬でのタイトル獲得に力を入れてる点から順調にキャリアを重ねることが出来れば来年の南関東3冠レースやそのトライアルにあたる重賞レースでの活躍が期待される。

8月6日(日)新潟6Rダート1800mにてデビュー予定だったが状態が整わず延期しその後のレースで今度は抽選漏れ。

2度の出走見合わせの末に8月26日(土)に札幌5Rダート1700mでの初陣が決定したが依然として動きに課題が残る上に急遽の北海道遠征でデビュー戦は12着と大敗。続く2戦目も12着と前進は見えずその後は兵庫競馬へと移籍をしている。

マッシャーブルム


引用元 JBIS Search

性・毛色 厩舎 馬主
牡・鹿 村山 明(栗東) 永島 啓一

2022年セプテンバーセールにて1210万円で取引されたマッシャーブルム

かつてはコパノリッキー、テスタマッタ、コパノキッキング、ダノンレジェンド、最近ではケイアイドリー、ケイアイパープルといった中央、地方交流重賞にて数々の好走馬を育て上げているダート馬の名門である村山 明厩舎にデビュー時は所属。

母アサカラヴァーズは現役時に大井競馬で3勝を記録後に繁殖入り。一個上の半兄にはG2青葉賞で4番人気に支持されその後は短距離路線にシフトしオープン入りを果たしたアサカラキングがいる。

11月26日の新馬戦を勝利した後は南関東クラシック戦線に挑むべく大井競馬の坂井英光厩舎への異例の地方移籍を果たしており今後の動向が注目される。

ナムラバンチー


引用元 JBIS Search

性・毛色 厩舎 馬主
牡・栗 武市 康男(美浦) 奈村 睦弘

ナムラバンチーは母父にダートの名種牡馬であるサウスヴィグラスを持ちフォーティナイナーの4×4という短距離ダートレースを走るためだけに作られたような見事な血統構成をしている一頭。

祖母のネクストタイムの一族には通算52戦21勝と地方、中央競馬で長年にわたり活躍したナムラタイタンがおり一個上の半兄ナムラテディーは2歳秋よりダート路線へ転向し翌年2月に未勝利クラスを突破。

レッドファルクス産駒の兄とは対照的にこちらは新馬からダートの短いところでのデビューと思われたがデビュー3戦目に京都ダート1900mで10番人気3着と激走をするなど中~長距離をメインに上の兄弟と似たようなローテーションが組まれている。

スティールドリーム


引用元 JBIS Search

性・毛色 厩舎 馬主
牡・鹿 角川 秀樹(北海道) 菅野 守雄

2022年オータムセールにて792万円で取引されたスティールドリームは門別競馬の一大勢力である角川 秀樹厩舎に所属。

母のタムロドリームは2018年に小倉競馬場の新馬戦にて1番人気に支持され見事に勝利を飾るもその後は大敗は続き翌年9月に引退。同馬はその初仔にあたる。

当初は3月中に能力試験を受けて早期デビューの見込みだったが何らかのアクシデントがあり取り消し。その後6月中旬まで門別の坂路で調教を重ねていた中で再度のアクシデントに見舞われてしまったが7月下旬から再び乗り始め8月15日にデビュー戦を迎える。

このレースでは上がり3ハロンで36.9秒の強烈な末脚を披露し2着馬に2馬身1/2、3着馬にはそこから8馬身1/2をつけ今後へ向けて楽しみな一頭が誕生するレースとなった。

 

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まとめ

2歳、3歳馬のダートレースの体系整備が行われこれまで以上に注目を集めそうなダート戦線。

これは同時にダート種牡馬界の今後を占う意味でもますます重要となってくる戦いになるのだが、果たしてその座を掴むのはどの種牡馬になるのか非常に楽しみである。

今回取り上げたモーニン産駒は特に仕上がりの早い馬が多いことから完成度、スピード力が要求される新馬戦ではいきなりの好走を連発する馬が今後も地方、中央問わず次々に誕生すると個人的には考察しています。

人気や前評判を良い意味で裏切り高配当提供してくれること間違いなしのこの種牡馬を世間にばれる前にぜひ狙っていきましょう!

最後に

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