G1 第70回全日本王座決定戦 総展望

ボートレース芦屋では2月28日より開設70周年記念 「G1 読売新聞社杯 全日本王座決定戦」が開催されます。

地区戦を終えて今年最初のSGボートレースクラシックに出場予定の選手が出揃いました。気温も徐々に上がり春がやってくることを実感します。その直前節となる選手が集う周年がボートレース芦屋で開催されます。

今シリーズは琵琶湖G2にも繋がっていくとあって、それぞれの路線で3月を盛り上げる好調選手を見極める舞台とも言えるでしょう。

それでは注目選手を挙げていきます。

 

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大会 概要

開催日：02/28（火）〜 03/05（日）
開催地：ボートレース芦屋
グレード：G1
優勝賞金：1,000万円

 

今節 注目選手

今節注目選手をまずはピックアップ。

3支部の注目選手が集結も注目は久しぶりのG1優勝を狙うあの選手。

 

峰 竜太（4320）

支部	勝率	ST
佐賀	8.42	0.13

先日の若松の記念でG1復帰を果たした峰 竜太選手。

その記念レースでは復帰レースで大外6コースから勝利したのは大きな話題となりG1復帰レースにも関わらずこの6コースからの勝利の3連単のオッズが30倍台だったのもそれだけ多くの人が峰選手の勝利を期待していたことを大きく裏付けています。

今節は初日のドリーム戦1号艇に登場。まだまだ記念レベルでのパフォーマンス発揮とはなっていませんが多くの人の期待に応えたいところ。

 

西山 貴浩（4371）

支部	勝率	ST
福岡	7.31	0.15

今年V2、直前の若松では完全優勝も期待させる5連勝もあった西山 貴浩も久しぶりのG1優勝へ向けて負けられない節間となる。

その若松では追加斡旋にもかかわらずドリーム戦1号艇が予定されていた菊地 孝平からその座が渡る程の期待を受けての節間だったが5連勝後に迎えた準優勝戦でまさかの敗戦で優勝戦進出を逃す悔しい結果だったが今年の気迫はすさまじいものがある。

「達也（故 中田 達也）と共に」と志半ばでこの世を去った後輩の思いを背負う西山に2年ぶりのタイトルへの予感がするのは人は私だけではないだろう。

 

瓜生 正義（3783）

支部	勝率	ST
福岡	7.04	0.13

若松周年、九州地区選手権と連続で若松のG1を優出してきた瓜生 正義選手は今度こそ優勝の2文字に向けて戦います。

九州地区選手権に続き2日目ドリーム戦の1枠を任された瓜生選手は今回で4節続けてのG1出場となり、それだけ神経を研ぎ澄ましているでしょう。

選手会長としての苦労もありますが今年こそは優勝を、そしてタイトル獲得をファンは期待しています。2013年以来の芦屋周年制覇へ。

 

平本 真之（4337）

支部	勝率	ST
愛知	7.13	0.14

昨年は優勝0に終わった平本真之選手が2021年のボートレースダービー以来となる優勝を果たしました。

直前節の若松ではSG優勝戦と言われても不思議ない豪華メンバーによって争われましたが、3コースから鮮やかなまくり差しを決めて久々に爽やかな笑顔を見せてくれました。

「グランプリに出たいからこれで吹っ切れた」とようやく長いトンネルを抜けただけに、デビュー初G1を制した今節の芦屋も注目です。

 

注目！馬場 貴也（4262）

支部	勝率	ST
福岡	7.20	0.15

今節の最注目は地元選手ではなく滋賀支部の馬場 貴也選手。これには2つの理由があります。

まずは2018年のチャレンジカップでSG初優出初優勝の偉業を達成した水面であること。ここからグランプリシリーズ戦優勝や涙の地元周年優勝など馬場貴也選手を一段と強くなった印象が強い方も多いでしょう。もう1つには昨年MVPとなりながら優勝戦1枠で取り損ねた芦屋周年であること。同じ轍は踏まないと今節にかける想いは強いはずです。

直前節の津こそモーターに苦戦をしましたが、早くも2月の近畿地区選手権で優勝しタイトルを獲得しています。昨年のリベンジへ、強さの始まりとなった芦屋で高速のウイリーターンを見せてくれると期待します。

コース別成績では1コース1着率83.8％で信頼できる数字です。昨年の周年の優勝戦を除けば当地のインは過去3年で7戦6勝としています。3コースをしっかりと止めてのターンから自身のスピードで押し切るイン戦を得意とするだけに、2コースの弱い芦屋との兼ね合いでヒモ選びが難しそうですね。

2枠のドリーム戦で想定される2コースは1着率36％、2連対率80％と非常に得意としており、地元の瓜生正義選手にどこまで迫るか注目となります。3コースから外でも3連対率は全て50％超えと結果を残しており、ここでどれだけポイントを詰めるかが優勝への鍵となる。

 

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