レースの概要
ボートレースは1日12レースが実施されます。
各レースでは、6色に分けられた6艇のボートでレースを競います。
色は番号と紐づけされており、レース中は色を見れば何番の艇が走っているのかが容易にわかります。
1号艇 | 2号艇 | 3号艇 |
4号艇 | 5号艇 | 6号艇 |
基本的には1レースでコースを3週。
スタート後に1マーク・2マークと順番に旋回し、再びスタートラインに戻ってきたら1週です。
これを3週(1周600m×3=1800m)繰り返し、順位を競います。
レーサーと騎乗艇
艇を操縦するボートレーサーは、経験等により実力差があります。
強い順に「A1」⇒「A2」⇒「B1」⇒「B2」とランク付けされています。
レーサーの腕でももちろん勝負が左右するレースですが、モーターボートの原動力はいうまでもなく、ボートに積まれたモーターであり、そのモーターは、レース前の「抽選」によって各選手に割り当てられています。
レースのルール
コースとスタート
① スタートと同時に、6艇が「ピット」から一斉に飛出します(ピットアウト)。
② スタート直後からは早くも心理戦がはじまり、それぞれの選手が得意な位置の取り合いや、駆け引きがなされます。
③ コースが確定すると、スタートラインへの助走を始め、スタートラインを通過後いよいよレースが始まります。
フライングと出遅れ
ボートレースでは、当然スタートラインを他艇よりも早く通過すれば有利になりますが、大時計が0秒を示す前に通過すると「フライング(F)」となります。
また、1秒以上遅れて通過しても「出遅れ(L)」となります。
その場合、どちらも欠場となり、欠場艇に関する舟券は全て払戻(返還)されることとなります。
(※舟券を捨ててしまわないようにご注意ください)
舟券の種類
舟券の種類は7種類で全て100円から購入することができます。
■単勝・・・1着の艇を的中させる
■複勝・・・2着までに入着する艇を的中させる
■2連単・・・1着、2着の艇を着順通りに的中させる
■2連複・・・2着以内に入着する艇を2艇とも的中させる
■3連単・・・1着、2着、3着の艇を着順通りに的中させる
■3連複・・・3着以内に入着する艇を3艇とも的中させる
■拡連複・・・3着以内に入着する艇を2艇的中させる
例えばレースで3番(赤)、4番(青)、1番(白)の順番で入着した場合、的中の目は
舟券種類 | 的中の目 | 的中率 |
単勝 | 3 | 1/6(16.7%) |
複勝 | 3、または4 | 2/6(33.3%) |
2連単 | 3 ⇒ 4 | 1/30(3.3%) |
2連複 | 3 - 4 | 1/15(6.7%) |
3連単 | 3 ⇒ 4 ⇒ 1 | 1/120(0.8%) |
3連複 | 1 - 3 - 4 | 1/20(5.0%) |
拡連複 | 1 - 3、1 - 4、3 - 4 | 3/15(20.0%) |
となります。
当てる艇数の数の多さや、着順も当てるかどうかで当然的中率も変わり、そのオッズも変わります。
では、そのオッズについても説明します。
オッズの見方
オッズは舟券の配当金の予想払戻率を指します。
例えば、100円舟券に対し21.4倍の払戻が予想されている場合、配当金は2,140円となります。
マークカードの書き方
開催場によって多少デザインは異なりますが、大体の投票カード(マークカード)は以下のようになっています。
※写真は、丸亀レース場/第3レース/3連単「3-4-1」/1,000円 と購入する場合の記入がしてあります
1. 開催場
どの開催場のレースを買うかを記入します。(※翌日のレースを買う場合は前日発売にも記入)
2. レース
買いたいレース番号を記入します。
3. 式別
購入したい舟券の種類を記入します。
4. 1着・2着・3着
3連勝式なら3着まで、2連勝式なら2着まで記入します。
5. 金額
金額を記入します。(※10と2を塗りつぶせば12となります)
6. 単位
百円・千円・万円の3種類の単位があります。
7. 取消
間違って記入した際にマークすると、その行に書いた内容が、購入に反映されなくなります。
自動発売機で購入
記入したマークシートと購入金額を用意し、いざ自動発売機で舟券を購入します。
払い戻しの仕方
先ほど舟券を購入したのと同じ機械にて、払い戻しもおこなえます。
払戻機の投票権挿入口に的中舟券を入れて清算します。