SG 第29回 オーシャンカップ 展望

SG 第29回 オーシャンカップ 展望

7月23日(火)よりボートレース大村にて「SG 第29回 オーシャンカップ 」が開幕します。

若手からベテラン、そして女子レーサーまでグレードレースで好成績を残した選手たちにだけ出場が許される大会に今年も豪華メンバーが集結。

夏の暑さも吹き飛ばすハイスピードバトルの6日間の注目ポイントを見ていきましょう。

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大会 概要

開催日:07/23(火)~07/28(日)
開催地:ボートレース大村
グレード:SG
優勝賞金:3,400万円

 

今節 最注目選手

宮地元輝(4445)

支部 勝率 ST
佐賀 7.68 0.11

今年2度のSG優勝戦進出。6月末のSGグランドチャンピオンでは準優勝に輝くなど人気、実力共に佐賀の誇る絶対的エース峰竜太に引けを取らない活躍。

その宮地がSGを初めて制覇したのが2022年に行われたSG グランプリシリーズ。ゴール直後には喜びのガッツポーズを決めながら駆け抜けるシーンはグランプリ直前の前哨戦的なレースではありましたが多くの人の記憶に刻まれていることでしょう。

昨年の大村のG1でも優勝戦に進出し6号艇から超が付くほどの前付けを決行し大会を良くも悪くも盛り上げた熱き男が2度目のSG制覇、そしてグランプリの裏大会でどこか満足をしていなかった前回と違い表彰式の壇上で自らが主役となれる大会となれる活躍に期待をしたいです。

➡全出場選手一覧はコチラ(オフィシャルサイト)

 

注目レース予想

初日(07/23)12R ドリーム戦

枠番 名前 支部
1 峰   竜太 佐賀
2 菊地  孝平 静岡
3 山口   剛 広島
4 吉田  拡郎 岡山
5 茅原  悠紀 岡山
6 関   浩哉 群馬

 

コメント

前節の優勝モーターを獲得した①峰が人気の中心。直前の節間でモーター自体の動きが際立っていた印象は無かったが峰自体の大村の適性、インのアドバンテージを考えるとイン逃げ濃厚。

②菊地が差し、③山口は捲り差しで2着以上が欲しいところ。

④吉田は差し型タイプのため内を2番攻め、⑤茅原、⑥関も外枠巧者だがさすがに大村の水面では他者の展開が必要。両者ともに3着を取れればここは上出来。

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初日予想

最終日(07/28)12R 優勝戦

枠番 名前 支部
1 山口   剛 広島
2 菊地  孝平 静岡
3 齊藤   仁 東京
4 茅原  悠紀 岡山
5 椎名   豊 群馬
6 磯部   誠 愛知

コメント

⑥磯部は展開を突くタイプの選手なので前付けは限りなく0に等しく3対3の枠なり。

水面傾向を考えても誰かが出遅れない限りは①山口がイン速攻で逃げ切ると見て間違いないレース。②菊地もスタートは速いがピッタリと合わせるために一瞬レバーを入れる選手なので差し構えとなるが②菊地の直線部分が今節際立っているという印象はない(上位はキープしているが)

④茅原、⑤椎名はそれぞれF持ちで休みも抱える状況。しかもFを更に切るようなことがあればグレードレースの出場が2年間停止するという罰則もあるのにダッシュが恵まれない大村でそんな一か八かの無理をする理由も見当たらず。

最初から内を突いて直線を伸ばすことだけに専念する大外の⑥磯部は乱れない流れの中で上位を目指す。

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注目モーター

ボートレース大村は2024年6月中旬より現在のモーターの使用がスタート。

大会段階でまだ1か月の経過ということでプロペラ、モーターの大幅整備も多く見られることが想定され節間中の急変にも注目。

最注目 27号機

2連対率 優勝回数 使用者
50.0% 1 吉川  元浩

4節間を消化した中で動きが際立っていると現状で高い評価を打てるのはこのモーター。

6月のミッドナイトボートレースにて埼玉支部の金子和之が節間後半に5連勝を決め4年ぶりの優勝に輝きました。

直前の開催では東京支部の前沢丈貴が優勝戦に進出もまさかのフライング失格となってしまいましたが、スタート後の伸びが光っておりプロペラ、エンジンの更なる上積みも期待したい。

前検情報

前検では岡山支部の藤原啓史朗が6.94秒で一番時計を記録。ただし6秒台の選手が11人並んでおり目立った時計を出した選手は不在。

2連対率56%の53号機を獲得した磯部、前節の優勝モーターである61号機を獲得した峰竜太の両者の時計は掲示。時計ではわからない部分の手応えについてのコメントを待ちたいところです。

なおボートレース大村では昨年までのモーターの部品を利用したセット交換が禁止が発表されており部品交換によるモーターの急変がどこまであるのか注目です。

全モーターはこちら

 

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