G2 江戸川634杯モーターボート大賞 展望

G2 江戸川634杯モーターボート大賞 展望

7月16日(火)よりボートレース江戸川にて「G2 江戸川634杯モーターボート大賞」が開幕します。

SGオーシャンカップと全国ボートレース甲子園の間に設定されたG2開催に江戸川を得意とするA1、A2級の50名が集結。

実力以外にも様々なことが要求される特殊水面を制するのは果たしてどの選手となるでしょうか?

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大会 概要

開催日:07/16(火)~07/21(日)
開催地:ボートレース江戸川
グレード:G2
優勝賞金:450万円

 

今節 最注目選手

大池佑来(4468)

支部 勝率 ST
東京 6.74 0.12

石渡鉄兵が千葉県代表として全国ボートレース甲子園に出場をしたことで東京支部が誇るもう1人の波乗り巧者に注目したい。

今年は4月に児島のG1にて1号艇で優勝戦に進出、5月の平和島のG2でも2号艇で優勝戦進出とグレードレースでも存在感を見せていますが何といっても最も得意とするのは多くの選手が苦戦をすると言われるこの江戸川。

今年1月に行われたG2江戸川634杯、2月に行われたG1江戸川大賞といずれも予選を突破しており乗り慣れた水面のアドバンテージを最大限に生かし2021年10月のG1江戸川大賞以来のタイトル獲得を狙います。

 

➡全出場選手一覧はコチラ(オフィシャルサイト)

 

注目レース予想

初日(07/16)12R ドリーム戦

枠番 名前 出身地
1 大池  佑来 東京
2 新田  雄史 三重
3 仲谷  颯仁 福岡
4 平尾  崇典 岡山
5 権藤  俊光 大阪
6 馬場   剛 東京

 

コメント

江戸川を知り尽くしている選手なので調整とスタート次第で何とか逃げ切れるかもしれないが①大池の使用する15号機の舟足はかなり弱い。それが露呈したのが伸び型のセッティングを好む鈴谷が使用した際に凡走連発だった2節前と山来が節間を通じて話にもならないレースを通じた江戸川番長戦の際の結果からも表れている。

そして注目が集まるのがエースモーターを引き当てた⑤権藤。F1本を抱えてスタートにはやや慎重も驚異的な伸びを活かした捲り差しで波乱を呼べるか?

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初日予想

最終日(07/21)12R 優勝戦

枠番 名前 出身地
1 権藤  俊光 大阪
2 片橋  幸貴 滋賀
3 若林   将 東京
4 井上  一輝 大阪
5 大澤  普司 群馬
6 若林  樹蘭 東京

コメント

①権藤がエースモーターを見事にモノにしてグレードレース初制覇に挑む。ただしモーターは直線に偏っているためスタートは前日レベルの質の良いものが絶対条件となる。

②片橋は2コースから得意の差しの形、③若林は思い切った捲りで真っ向勝負。④井上は伸びに調整を寄せてカド一撃が決まれば一気の押し切りがあっても?

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注目モーター

ボートレース江戸川は2024年5月上旬より現在のモーターの使用がスタート。

ただしモーター相場が意外にもくっきり分れており早くもエース機候補が誕生しています。

最注目 23号機

2連対率 優勝回数 使用者
63.6% 2 権藤  俊光

ここまで5人の選手が使用して3人が優勝戦に進出しその内の2人が優勝を果たしている文句なしのエースモーター。

5月中旬に佐賀支部の高田明がプロペラを中心に伸びを強化し優勝。6月には東京支部きっての整備巧者であり江戸川を大の得意とする渡邉雄朗が更なる上積みに成功(優勝戦でイン逃げに失敗し3着)

そして直前のレディースVSルーキーズバトルでは兵庫支部の登玉隼百に嬉しい初優勝をプレゼントと使用者を選ばないパワーを秘めています。

登玉は調整を失敗して伸びを失うのを警戒し大きな整備はしていないようだが、チルトの角度や整備の選手次第では出足系統に調整のゾーンを広げてまだ上積みがあっても?

前検情報

一番時計を記録したのは6.58秒の澤田尚也。続いて6.61秒の香川颯太の両香川勢。香川は江戸川への斡旋歴が豊富でありコース問わずチルトを跳ねてレースをする傾向があるのでこの前検でもプラス角度で全速で飛ばしていたことが推測される。

「直線が出ているときは買い」と称する東京支部が誇る江戸川巧者TK朗こと渡邉雄朗が3位タイの6.64秒と好気配を見せており節間を通して注目をしておきたい(ちなみにこのモーターSNSで色々な意味で話題になった山本修一が2節前に使用している)

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