「小倉・無料予想」 OP ひまわり賞
8月26日（土）小倉競馬場にて九州生産馬による2歳の祭典「ひまわり賞」が開催されます。
今年は4週開催と短い夏の小倉ということもあり新馬戦から中1週でのレースとなりこの舞台へ連闘で挑む馬も多数予定。
新馬戦、未勝利戦で強い勝ち方をした馬たちが引き続き他を圧倒の順当決着か？それとも思わぬ刺客の波乱決着か？
注目馬からレースの展望まで詳しく見ていきましょう。
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ひまわり賞 概要
開催日：08/26（土）9R
開催地：小倉競馬場
グレード：OP（九州馬限定）
優勝賞金：1,400万円
負担斤量：別定
ひまわり賞 注目馬 紹介
アイタカ（幸）
新馬戦では鞍上予定だった幸の進言もあり減量騎手騎乗を調教師にお願いし河原田に馬を譲ったことでも話題となり2番人気に支持されると直線で見事な脚を使い快勝。
逃げなくても競馬が出来るタイプではあり小柄な馬なので新馬戦後に1週間でも休養を挟めた点は大きなプラスとなりそうでデビュー戦にて2着に下したテイエムシマジンは翌週にアイタカの調教パートナーを担当していたユメカナウケンが2着に下したことからも同厩舎、同馬主同士による好勝負が繰り広げられそう。
ただし新馬戦では通常よりも4kg軽い減量騎手を起用した影響によりオープンレースの今回は55kgと斤量がアップする点で若干の不安が残っており九州限定戦3つのレースの中で最もパフォーマンスが突き抜けたので今回圧倒的な支持を受けることが予想されるもゲート課題を抱えているのでスタート集中でまずは好発を決めたいところ。
3連闘馬、佐賀所属馬、門別からの移籍馬が相手となるがデビュー前の段階で「調教通りに走れば勝てる」といわれた逸材が生産先であるストームファームコーポレーション初のひまわり賞の優勝の夢を実現させる。
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ユメカナウケン（角田 河）
新馬、未勝利と先行して抜け出す足に魅力があり新馬戦3着後に連闘で挑んだ翌週の未勝利戦では1分9秒台の時計で他を圧倒し対抗格へ浮上。
デビュー前の調教ではアイタカと併せ馬を行いながらもこちらの方が当て馬のような形に見えたが現段階での完成度が高く逆転の可能性は秘めていそう。
アイタカと異なり今回は55kgで前走比＋1kgと最小限の斤量アップで済むのは良いのだがこの暑い時期の小柄な牝馬の3連闘という点はマイナス。
未勝利戦以上のパフォーマンスというのは望みにくいので出来落ちすることなく本番を迎えたい。
テイエムシマジン（和田）※抽選漏れ
新馬戦、未勝利戦と連続2着に好走こそしているがアイタカ、ユメカナウケンには大きな着差を許した。
新馬戦から未勝利戦へ転戦しても時計に大きな変化が無かったことから3連闘でのこれ以上の上積みは期待薄も新馬戦では「斤量の差で負けた」とレース後に鞍上が語ったアイタカに今回はこちらが2kg軽い53kgの立場となることはプラス要素となりそう。
前に大きな着差こそ許しているが後ろには差をつけて走れているのでこの馬なりに立ち回れば上位着に限った話であれば可能性は高い一頭。
ウエルカムキリシマ（松山）
新馬戦2着、未勝利4着。連闘だった前走はレベルが低かった日曜日組の2着馬ながら1番人気に支持され多少の不利はあったらしいが5着に敗れた。
新馬→未勝利で1分10秒7で時計が変わらないのでここが現状の限界かつゴールに向かって減速気味だったことも気になる。
テイエムチュララン（太宰）
ウエルカムキリシマ、ユメカナウケンらが出走していた新馬戦で勝利した馬。
メンバーがやや手薄で時計も前日の新馬戦と比べると物足りなさがあったのだが3着に下したユメカナウケンが次走で一気に時計を詰めて激走した点とそこまで差が無かったウエルカムキリシマの惨敗をどう扱うかが馬券の取捨を分けそう。
アイタカと同様に未勝利戦に出走していない分で1週休みを挟んで連闘中心の馬たちと比べるとフレッシュな状態でレースには挑むこと出来る上に斤量が据え置きの55kgなので勝利した結果斤量が上がる2頭と比べるとこの部分での不安点がない。
気性面に課題があるらしく新馬戦は外枠から上手く逃げたが内枠で揉まれるような形になったりゲートの速い同型がいたときの競馬の自在性は要求される一戦となりそうも馬主の自家生産で九州馬としては異例のリアルインパクトを父に持つ血統面の強さはこのメンバー内だと際立っている。
エイシンチョンパ（西村）
九州生産ながら地方の北海道競馬で早い時期からトレーニングを詰みアタックチャレンジを勝利後に中央へ移籍。
7月末から栗東の坂路を中心に調整。1週前に52.3秒-13秒とまずまずの時計を記録。
上述のアタックチャレンジで2着に下したストイックノアはその後地元の2歳戦を連勝しており初の芝コースのレースではあるが2歳馬の育成環境は中央以上とも言われる門別所属経験は大きく地方競馬軽視で人気を落とすなら穴で狙うにはおススメの1頭。
ただし性格的に難しいところがあるので栗東への輸送による精神面のストレスと直前輸送、早めの滞在競馬いずれにしても栗東→小倉へ輸送が必要な今回は環境変化への対応力が最大の敵となりそう。
エイヨーカルム（飛田）
ひまわり賞トライアルを勝利している佐賀競馬所属馬。不良馬場ダート1300mで2着テイテムサガドンに3馬身、3着以下に3秒以上の大差をつけた。
九州馬を代表する生産先のひとつである本田牧場生産馬ではあるが母父に1999年の凱旋門賞の勝ち馬であるモンジューの血を受け継ぐなど速い芝の時計への対応力に課題が残る上にその後の2戦は地元戦で大敗が続いている。
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レース予想
小倉・9R
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 鞍上 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1 | カシノポノ | 秋山 稔 |
| 1 | 2 | アベベ | 西塚 |
| 2 | 3 | カシノルーカス | 川島 拓 |
| 2 | 4 | ユメカナウケン | 角田 大 |
| 3 | 5 | シカシノフロイデ | 森 裕 |
| 3 | 6 | カシノディーバ | 川須 |
| 4 | 7 | テイエムサガドン | 石川 慎 |
| 4 | 8 | テイエムチュララン | 太宰 |
| 5 | 9 | タイバ | 水口 |
| 5 | 10 | キリシマジョイナー | 城戸 |
| 6 | 11 | ラブショータイム | 加藤 |
| 6 | 12 | ヒマワリクン | 国分 優 |
| 7 | 13 | フォーザウィン | 泉谷 |
| 7 | 14 | エイシンチョンパ | 西村 |
| 7 | 15 | コウジョウノツキ | 松若 |
| 8 | 16 | アイタカ | 幸 |
| 8 | 17 | エイヨーカルム | 飛田 |
| 8 | 18 | ウエルカムキリシマ | 松山 |
展開
斤量が落ちれば逆転があるかもしれないと思われたテイエムシマジンや爆発的な末脚は秘めるカシノマーメイドが抽選漏れとなったことでレースレベルが当初よりも下がった。
これまでの2戦通りならスタート力の差で④ユメカナウケン、⑧テイエムチュラランのどちらかがハナに立ち⑯アイタカらが追走。3連闘になる馬達の大半は後方を回るだけになるので枠の有利不利はそこまで無く競馬になる馬達はスムーズな位置を取りながら最後の直線勝負を展開。
3週目でタフになりつつある小倉コースで逃げる2頭が粘るか？末脚確かな⑯アイタカがどこまで迫るかの戦い。
門別競馬の厳しい環境で鍛えられて中央競馬へ移籍後も坂路調整を重ねてきた⑭エイシンチョンパは芝への対応力がカギとなりそうだが激走があるとすればこの馬か？
買い目（3連複）
最後に
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