G1 第71回 児島キングカップ 総展望

G1 第71回 児島キングカップ 総展望

G1 第71回 児島キングカップが、ボートレース児島で開催される。

7月に開催予定のSGオーシャンカップへの足掛かりで例年は10月に開催されていましたが2023年は5月9日から6日間の開催となりました。

SG優勝レーサーも多数出場する今大会、強豪が顔を連ねる中で若手や女子レーサーの奮闘にも期待したいところです。

 

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大会 概要

開催日:05/09(火)〜 05/14(日)
開催地:ボートレース児島
グレード:G1
優勝賞金:1,000万円

 

今節 注目選手

今節注目選手をまずはピックアップ。

桐生 順平(4444)

支部 勝率 ST
埼玉 7.70 0.14

やまと競艇学校を最高勝率で卒業し、なんとデビュー節に初勝利を挙げてしまったほどの実力者、それが桐生 順平選手です。

現在もその勢いが衰えることはなくSG優勝3回、G1・PG1優勝回数は14回を数えます。また、デビューから約16年で通算勝利回数はすでに1000勝を超えています。

どのコースからも高い確率で勝利する自在系の選手で、特徴の一つとしてゴールするまで決して「諦めないレーサー」だということが挙げられます。

これは選手として当然のことのように思われるかもしれませんが、着取り(無理せず無難に2・3着を狙うこと)で終わらせるようなレースは1つも無く、どんな状況でも常に1着だけを狙う。それが桐生順平選手です。
1着時の決まり手の中でも「抜き」が多いことがこの特徴を裏付けています。

強豪ひしめく今大会、そんな中でも桐生順平選手が優勝戦線に絡んでくることは必至でしょう。

 

大山 千広(4885)

支部 勝率 ST
福岡 7.10 0.13

才色兼備の女子レーサーといえばこの大山千広選手でしょう。

人気に負けることのない実力を備えており、2015年のデビューからすでにSG・G1出場は32節を数えます。

どちらかというとスロースタートを得意とする選手ですが、ダッシュスタートの2・3着の位置からでも絶妙な「ツケマイ」から外を大きく回して徐々に差を詰めて1着を奪うことも珍しくありません。

2022年10月のレース中に大きな事故があり、6か月間の欠場を余儀なくされてしまいましたが、2023年4月の復帰節で優勝してしまうというスター選手ぶりを発揮し、前節の大村ミッドナイトレースでも優勝を飾っています。

実力者が顔を揃える今大会で人気と実力を兼ね備えた女子レーサーがどこまで優勝へ近づくことができるのか注目したいところです。

 

注目! 毒島 誠(4238)

支部 勝率 ST
群馬 8.33 0.14

群馬支部が誇る艇界を代表するトップレーサーの一人が毒島誠選手です。2003年のデビューから約2か月で初勝利を挙げると、その3年後に一般戦で初優勝。

2010年にはG1初優勝、同年に「SG第15回オーシャンカップ」にてSG初勝利を挙げました。過去のSG競走において7回の優勝、G1競走でも14回の優勝を果たしています。

全てのコースから1着を狙える確かな実力を持っており、差し・捲り・捲り差しと状況に応じて自在にレースをコントロールできる十分な技能を持っている選手で、SG・G1レースに限定しても60%以上の3連対率、勝率も7.00を超えています。

また、不調なモーターでも的確な整備でレースに勝てるモーターへ仕上げる整備巧者でもあります。今大会で優勝戦に名を連ねる期待値が最も高い選手。それが毒島誠選手です。

 

全出場選手一覧はコチラ(オフィシャルサイト)

 

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優勝戦予想

最終日(05/14)12R 優勝戦

枠番 名前 支部
1 島村  隆幸 徳島
2 吉川  元浩 兵庫
3 毒島   誠 群馬
4 篠崎  仁志 福岡
5 片岡  雅裕 香川
6 池田  浩二 愛知

 

コメント

⑥池田が動くとは考えにくいので枠なり濃厚の一戦。

このメンバーに混ざると「島村大丈夫か?」と思う部分があるかもしれないが、むしろ今年の島村はボートレース界で一番乗れている男と評価したいほどの勢いがある。

スタートで遅れそうな選手がいないだけにトップスタートで踏み込んで先マイを決めれば今年2つ目、2ヶ月連続のG1優勝の可能性は高まる。

②吉川は差しに回るしかないため逆転要素が薄く③毒島は何とか広い水面を生かした捲り差しを決めに行きたいところ。ダッシュ勢は基本的に頭では考えにくい・・・。

 

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注目モーター

今節のモーターは2023年1月から使用されているモーターです。

優出・優勝モーターを中心に数字と結果を残しているモーターをご紹介します。

 

17号機(評価:A+

2連対率 優勝回数 使用者
48.8% 2回 萩原  秀人

前節の「第39回鷲羽杯」で茅原悠紀が使用して優勝したモーターです。前節のモーター勝率は8.60、10走中9走で3連対、その内7走で1着となっています。

前節の使用者でモーターの質が大きく変わることも珍しくありませんが、この17号機は上昇気流に乗っていると言えるでしょう。

 

14号機(評価:A+

2連対率 優勝回数 使用者
45.3% 0回 田村  隆信

前節の「第39回鷲羽杯」で入海馨選手が使用して優出したモーターです。前節だけの2連対率は60.0%で、10走中8走で3連対しています。

入海馨選手は上手く使いこなせなっかた印象ですが、今大会の記念レーサーたちの腕を持ってすれば大化けする可能性があります。

 

48号機(評価:A

2連対率 優勝回数 使用者
48.1% 2回 松井  洪弥

前節では未使用でしたが、前々節「日刊スポーツ杯」で秦英悟選手が使用したモーターです。10走中8回の3連対、4回の1着があります。

1月からの9節間で勝率7.00を超えている節が5節あり、その中にG1「第66回中国地区選手権」も含まれています。

この大会では7.25の勝率を記録しており、1着こそ1回のみでしたが8走中7走で2・3着、3連対率はなんと100%で整備次第で大化けする可能性があります。

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的中:★ 4.9

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2位星舟
的中率:★ 4.8

安全面:★ 5.0

回収率:★ 5.0

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3位ファンタジスタ
的中率:★ 4.9

安全面:★ 4.9

回収率:★ 4.8

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まとめ

GWの地元戦の小休止も終わりここからは再び記念、SG戦線が開幕。

今月末のボートレースオールスターへ向けて出場選手たちは気合いも状態も一段階アップに期待しましょう。

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