G1 開設70周年記念 海の王者決定戦 総展望

G1 開設70周年記念 海の王者決定戦 総展望

ボートレース大村では3月26日より開設70周年記念 G1 海の王者決定戦が開催されます。

今年度もいよいよ大詰め。1日先に始まる三国周年と並行するようにして今年度最後の周年記念の開催となります。舞台はボートレース発祥の地・大村。昨年末にはグランプリも開催された水面で再び熱い戦いが繰り広げられます。

なんと今節は直前のボートレースクラシックに優出した選手のうち4人が登場。この4選手を含め地元総大将を注目選手として紹介します。

 

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大会 概要

開催日：03/26（日）〜 03/31（金）
開催地：ボートレース大村
グレード：G1
優勝賞金：1,000万円

 

今節 注目選手

今節注目選手をまずはピックアップ。

注目は地元を牽引するあの絶対的エース。

 

羽野 直也（4831）

支部	勝率	ST
福岡	7.83	0.11

まずは羽野 直也選手。芦屋周年の優勝戦でフライングに散るというレース出場にとっても賞金面でも痛すぎる勇み足があった直後、気落ちすることなくボートレースクラシックでは予選2位と大活躍。

優勝戦こそ5着に敗れましたがG1出場できないという先々のハンデを相殺させるようなSG優出となりました。大村周年と言えば2017年にデビュー初G1を飾った舞台。

昨年末のグランプリでも優出まであと一歩まで迫る活躍を見せていただけにここでも注目です。

 

篠崎 元志（4350）

支部	勝率	ST
福岡	7.21	0.14

昨年のボートレースオールスター以来となるSG優出の篠崎 元志選手。

直前のクラシック優勝戦ではスリット後へこむ内と迫る外を見て果敢な握りマイ。道中でも接戦を制して2着に食いこみました。大村はルーキー時代に2度の準パーフェクトVしており、昨年10月にはオール3連対で優勝しています。

1着がなくとも準優勝したクラシックのように常に上位争いを繰り広げます。

 

池田 浩二（3941）

支部	勝率	ST
愛知	8.16	0.12

機力に納得はいかなくともハンドルワークでクラシック優出した池田 浩二選手。優勝戦は大敗となりましたが2度のSG優勝がある平和島で見事な走りを見せました。

大村は2014年のモーターボート誕生祭優勝を含む通算5V。この5回に共通しているのが節間3連勝以上が必ず含まれていることです。

今節でも条件が揃って優出してきた際にはかなり注目です。

 

石野 貴之（4168）

支部	勝率	ST
大阪	7.44	0.13

伸びのいいモーターでボートレースクラシック優出とした石野 貴之選手。

優勝戦はまさかの.24というスリットでなす術なしの状態になりましたが、思えば準優勝戦で先行した田中 信一郎選手が2Mでキャビテーションしていなければ優出はならなかった可能性もあり大きな賞金加算となったでしょう。

当地は2007年にデビュー初G1優勝の新鋭王座決定戦や2016年のチャレンジカップ優勝の実績もあります。昨年末のグランプリシリーズ戦優出に続く活躍に期待です。

 

注目！ 原田 幸哉（3779）

支部	勝率	ST
長崎	6.66	0.10

大村周年ならば原田幸哉選手が注目の的となります。今年は1月下旬の下関で準パーフェクトVを達成。続く蒲郡一般戦と若松の九州地区選手権を優出します。

しかし、芦屋周年や直前のボートレースクラシックでは大きな着も目立つなどやや一息の成績に。地元戦である今回は巻き返しに期待です。

グランプリを目標に1年間とんでもない集中力で戦い続けた昨年からの反動もあってか勝率こそやや落としていますが、今期の平均STは0.10とトップレベルの数字を残しています。地元戦となればキレはさらに増すでしょうし、あとはモーターとの勝負。中堅上位以上のモーターを引き当てられるかが焦点です。

コース別成績では1コース1着率が73.3％。近況でやや落としていますがインの強い大村ならば心配いらないでしょう。相手の傾向としては2コースより3コースが優勢。ただし、センターの仕掛けが早いと近況のリズムとしては先に回りにいくため差し抜けも考えられそうです。好調なのは1着35.0％の2コースと1着率30.4％の3コース。

一方でダッシュ域では大苦戦中。4コースこそ1着率10.0％2連対率25％ですが、5.6コースに近況で2連対はありません。地元とあって今節はコースに動きを見せることも予想されますが、外枠をどう乗り切るかが焦点となるでしょう。

 

➡全出場選手一覧はコチラ(オフィシャルサイト)