G1 68回ウェイキーカップ 総展望

3月にも突入し、日中の気温に暖かさを感じるようになってきました。満開の梅が咲き誇る中、SGボートレースクラシックに向けた戦いも最終盤を迎えます。

今回の周年記念の舞台はボートレース多摩川。日本一の静水面と呼び声の高い水面でスピード感あるレースが期待できます。

次節にSGを控えるだけに地区戦優勝の3選手と多摩川が大得意のあの選手を紹介していきます。

 

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大会 概要

開催日：03/06（月）〜 03/11（土）
開催地：ボートレース多摩川
グレード：G1
優勝賞金：1,000万円

 

今節 注目選手

今節注目選手をまずはピックアップ

石渡 鉄兵（3716）

支部	勝率	ST
東京	7.77	0.13

年始から江戸川で3優出2優勝と好調の石渡 鉄兵選手が地元SGに向けて期待の選手。

東京支部ではボートレースクラシックの出場圏内となっていたのは記念Vのある山田 哲也選手のみという中で迎えた関東地区選手権。初日ドリーム戦を制すると予選はオール3連対にまとめる江戸川巧者ぶりを発揮して予選トップ通過。準優勝戦・優勝戦を逃げ切ってラストチャンスをものにしました。

江戸川のイメージが強いですが、多摩川も近況は3連続優出中と好調で今節も期待です。

 

茅原 悠紀（4418）

支部	勝率	ST
岡山	7.87	0.13

中国地区選手権でようやく地元G1のタイトルを手にした茅原 悠紀選手。多摩川周年は前回大会の覇者であり、連覇への期待もあります。

一昨年10月（昨年度）の大会は予選6位から準優勝戦2着で優出すると優勝戦では大本命のインの毒島 誠選手をまくってねじ伏せるインパクトある走りを披露しました。

連続での東京遠征となりますが、どちらも注目していきたいですね。

 

末永 和也（5084）

支部	勝率	ST
佐賀	7.47	0.14

強豪が集う九州地区選手権を制したのは佐賀の若手・末永 和也選手。

末永選手とボートレース多摩川といえば、昨年のヤングダービー優勝戦で3周目まで先頭を追いかけ、最終マークでバランスを崩し大きな順位変動をしてしまった苦い経験もあります。

今回はG1ウイナーとなって最初の周年記念競走。昨年よりもレベルアップした姿を多摩川周年で見せてくれると期待します。

 

注目！毒島 誠（4238）

支部	勝率	ST
群馬	8.60	0.14

多摩川で毎回、地元選手以上の活躍を見せる毒島 誠選手が今節最注目。過去3年でも周年を含む4連続優勝があるなど、その実績はもちろんのこと、ここでの活躍が後に好影響を与えるという縁起のいい水面であります。

多摩川周年の前回大会は優勝戦1枠を手にして.01という猛烈なスタートを放ちながら4カドの茅原 悠紀選手にまくられ敗れており、今年はそのリベンジを果たしたいところです。
コース別成績では1コース1着率90.3％と非常に高い信頼が持てます。また、毒島選手のインでは一時は2コースより3コースの2連対率が高くなっていましたが、近況は対毒島選手のイン戦2コースの2連対率45.3％とその傾向も変わりつつあります。それぞれの選手の機力などを比較しながら舟券は組み立てていきたいですね。

毒島選手は2.3コースでも2連対率は60％台と非常に高く、4コースでも50％。また3連対率では6コースを除き全てで60％以上とコース不問の活躍をしています。得意の多摩川ならばどのコースでも注目となりそうですね。

なお毒島選手は調整がゾーンにハマると師匠の江口 晃生選手譲りの高速ピット離れを炸裂させる場面もあるので絶好調で迎える内枠戦では「毒島の差し（捲り）」という展開以外も警戒しておくのも良いでしょう。

 

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