G1 第66回近畿地区選手権競走 総展望

毎年2月に行われる各地の主力メンバーが集まる地区選手権が今年も開幕となります。

前半3場のうち四国地区と中国地区はA2以下の選手も多く出場するだけに、優勝すれば来月のボートレースクラシックの出場権を得られるのは大きな魅力ですね。

今回はそんな一発で権利取りを狙う選手たちを中心に挙げていきたいと思います。

 

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大会 概要

開催日：02/06（月）〜02/11（土）
開催地：ボートレース住之江
グレード：G1
優勝賞金：480万円

 

今節 注目選手

今節注目選手をまずはピックアップ。

住之江が舞台ということで大阪支部の選手が中心視される節間。

ただし一番注目したい選手は意外なところを挙げたいと思います。

 

中島 孝平（4013）

支部	勝率	ST
福井	7.14	0.14

グランプリは次点に泣く形でシリーズ戦出場となった中島 孝平選手。

昨年の近畿地区選手権とボートレースクラシック3着と安定した走りは魅力ですが、あと一歩パンチが欲しいところです。

今節の福井支部は今垣 光太郎選手が不在で、その分まで支部を盛り立てる活躍を期待します。

 

馬場 貴也（4262）

支部	勝率	ST
滋賀	7.65	0.14

昨年は年末の最後の最後まで賞金王争いの勝負を繰り広げた馬場 貴也選手。

黄色い馬場と称される捲り差しの技術、調子が良い時に「飛ぶんじゃないか？」と自画自賛するウィリーターン、差しが不利な水面でも関係ないしズバッと決める一発。どのコースからでも勝利を奪いながらそこには強引さが無くそれもまた多くの選手、OB、OGのレジェンド達からも絶賛されています。

昨年逃した賞金王へリベンジがかかるります。まずは2023年最初のG1優勝をこの場所で決めてほしい選手です。

松井 繁（3415）

支部	勝率	ST
大阪	7.27	0.15

今年最初のG1レースだったBBCトーナメントを優勝した松井 繁選手。

かつてSG、G1を優勝して当たり前だった選手ですがG1に限ってはこれが4年ぶりと近年は活躍の場が少しずつ狭まりつつあった中で2023年は好スタートを決めました。

今年は3月末までにこのレースを含めて3つのG1、ボートレースクラシックでのSGが控えています。まだまだ衰えを見せることが無く再び存在感を見せることが出来るのか注目の1年となっています。

注目！ 上條 暢嵩（4719）

支部	勝率	ST
大阪	7.04	0.15

そうそうたる顔ぶれの大阪支部からはあえてSG覇者ではない中堅の域へ入り始めた上條 暢嵩選手を注目として挙げます。

昨年は自身初のSG優出。道中で追い上げて2着に食い込みました。またチャレンジカップではキャリア3度目のSG予選突破とこれまでよりワンランク上の活躍を見せました。

現在出場権利を持っていない活躍のきっかけとなったボートレースクラシック出場に向けて層の厚い近畿地区を制することができるか期待しています。

 

➡全出場選手一覧はコチラ(オフィシャルサイト)