SG 第68回ボートレースメモリアル 展望
夏の最後に最高の思い出を作りませんか?
8月23日よりボートレース浜名湖でSG 第68回ボートレースメモリアルが開催されます。
モーターボート記念競争という名前で競艇誕生を祝う行事で始まった大会ということもあり非常に歴史も深く各場より所属の選手が推薦という形で選出されることから誰も名前を知る実力巧者たちで6日間の戦いが繰り広げられます。
先日のオーシャンカップや3月のボートレースクラシックのように初優勝を狙う選手も多数参戦。
今節の最後を制するのは常連組か?それとも新鋭勢か?注目選手やモーター相場などを詳しく見ていきましょう。
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「競艇展望・浜名湖」SG 第68回ボートレースメモリアル - 概要
開催日:08/23(火)~08/28(日)
開催地:ボートレース浜名湖
グレード:SG
優勝賞金:3,900万円
「競艇展望・浜名湖」SG 第68回ボートレースメモリアル - 注目選手
今節注目選手をまずはピックアップ。
いずれも予選突破はもちろんのこと優勝候補として最終日までレースの内容が注目されます。
石野 貴之(4168)※欠場
まずは夏のイメージが強い石野貴之選手。これまでSG9回の優勝のうち3回がオーシャンカップ。
ボートレースメモリアルも2016.19年で優出しています。近況では直前節の地元お盆シリーズを優勝と勢いは十分。
2年半ぶりの浜名湖出場ですが、優出率5割を超える当地なら心配ないでしょう。
瓜生 正義(3783)
オーシャンカップ1回、ボートレースメモリアル2回とこちらも夏の活躍が多い瓜生 正義選手。
昨年は2度目のグランプリ優勝をしましたが、今年はここまで優勝なし。SGでも無難に予選突破を続けていますが、あと一歩勝ち上がれていません。
今年終盤に向けても今年初V、浜名湖初V、久々のメモリアル制覇に期待したいですね。
寺田 祥(3942)
SG優勝2度がどちらもボートレースメモリアルという寺田 祥選手。
今年は中国地区選手権優勝の他、G1優出も2回。直前の徳山お盆シリーズを含め2月以降惜しいレースが続いています。
当地は2006年に準パーフェクトVなと2回優勝。真のメモリアル男に向けて3度目の制覇なるでしょうか。
毒島 誠(4238)
過去にボートレースメモリアル3度の制覇がある毒島 誠選手。
今年は芦屋周年での優勝やボートレースクラシックの優出など順調にきていましたが、まさかの地元お盆シリーズで勇み足。今後に向けても痛い足かせを抱えることとなります。
当地は2010年に新鋭王座決定戦(現在のヤングダービー)でG1初優勝の思い出の水面。逆境を乗り越えての活躍なるでしょうか。
注目! 菊地 孝平(3960)
精密なスタートはボート界でも最上位。お盆レースも圧勝。このままメモリアルに乗り込めると多くの静岡支部のファンは思っていた。
そんな準優勝戦に落とし穴が待っていました。今シリーズ大本命にも挙げられていた菊地孝平選手が直前節の浜名湖お盆シリーズでまさかのフライングを喫しました。しかし、地元x菊地 孝平選手ならばF1程度でも他の選手以上の鋭いスタートを決め込めると期待できる一方、調子が良くても悪くても絶対にスタート付近で一瞬減速してスタートを合わせるタイプゆえにこれが低調状況を引き出す可能性も同時に秘めます。
通算での優出55回、優勝21回と数字が示すように誰よりも浜名湖を知り尽くすだけに足かせがあってちょうど楽しみが増えたと言えるかもしれません。
コース別の傾向では1コース1着率が78.7%と高く、相手には2-5コース満遍なく入着している印象です。スタート力は高いので外の仕掛けを止めに行くため、差しが台頭するケースがやや多くなっています。
やはり注目は4コース。1着率20%に3連対率は72%。仕掛けもありながら冷静に展開を読む力が高いのでダッシュ勢となっても信頼できる存在です。近況は5コースの成績も優秀で注意しましょう。
「競艇展望・浜名湖」SG 第68回ボートレースメモリアル - ドリーム戦 事前展望
1日目(08/23)12R ドリーム戦
①瓜生 正義(福岡)九州地区 代表
②白井 英冶(山口)中四国地区 代表
③平本 真之(愛知)東海地区 代表
④毒島 誠(群馬)関東地区 代表
⑤馬場 貴也(滋賀)近畿地区 代表
⑥原田 幸哉(長崎)推薦選手
コメント
モーターの相場をまずは分析。
一番良いのは⑥原田。8月の節間で西山 貴浩がしっかりと整備をして優勝戦に1号艇で進出しており直前の気配は悪くない。次点では2節前にダッシュでのノビが良かった53号機をゲットした④毒島が面白い。
後は⑥原田が前付けに出るかどうかがポイントになりそうでここが動かない場合は3対3の枠なりレースで間違いないでしょう。
まず枠なりの場合に④毒島がカドから全速戦を決めれるかについてだが③平本はモーターの評価はそこまで高くは設定していなかったモーターにて前検で1番時計を記録。
準地元の浜名湖の水面で出遅れは考えにくいのでしっかりとスタートを決めれば捲り差しで①瓜生を捕またいところ。
①瓜生は③平本とカドから差しを狙う④毒島を警戒。②白井の差しも怖いところだが個人的にはこれについてはかわしていけると予想をしたい。
イン逃げの場合の展開、そしてセンター勢の攻撃が決まった高配当。この2面待ちで初日のドリーム戦をまずは楽しむことにしよう。
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「競艇展望・浜名湖」SG 第68回ボートレースメモリアル - 優勝戦 事前展望
最終日(08/28)12R 優勝戦
コメント
④白井がスローに構えるか、それともカドイチを取るかがわからないがこのメンバーであれば枠なりのレースが濃厚。
頬がこけるほどの減量効果がでているのか①菊地は神経が冴え渡り心身、モーター、ペラ全てにおいて究極の完成状態となっています。
前日の準優勝戦で4カドから踏み込んで捲りからの直線勝負を狙った片岡をかわしたあのレース足は絶対に地元で負けたくないという気迫を感じるレースでもありました。
このレース、ほぼ間違いなく優勝するのは①菊地と決め打ちをしてここは予想。紐で誰を選ぶか?そして紐が乱れたときにどこまで配当が上がっていくか?に観点を置く。
その紐に選んだのは1マークで引き波を引かない可能性が高く、決して無理なレースをしないという部分から◎選手。そこから2着~3着を折り返した合計8点の総流しとする。
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「競艇展望・浜名湖」SG 第68回ボートレースメモリアル - 注目モーター
ボートレース浜名湖は4月の下旬に新しいモーターに変更となりました。
直前のお盆開催では地元静岡支部の選手が勢ぞろいして整備をしたことからそれまで良かったモーターはもちろんのこと、能力が急変のモーターにも注目が必要となります。
57号機(評価:A+)守田 俊介
まず実績面で光る57号機から紹介します。2連対率は唯一の50%オーバー。優出5回優勝2回と中心的存在です。
直前節こそ噛み合っていませんでしたが、伸び寄りでありながら出足やターンについても評判のモーターです。
66号機(評価:A)永井 彪也
優出こそ2回に留まっていますが、レースでの力強い足が光っているモーターです。
直前節でも吉村 誠選手が繰り上がったとはいえ、6番手スタートから波を超えてて1着で優出しています。行き足にも注目でしょう。
13号機(評価:A)磯部 誠
直前節のお盆シリーズで菊地 孝平選手が使用していたモーターです。
先に触れましたが準優勝戦でフライングとなりましたが、5日間の予選はオール2連対。伸びは並ですがターン系で良さがあります。
18号機(評価:A)魚谷 智之
こちらも優勝こそありませんが、かなりの素質を感じます。
最も印象的だったのは7月下旬に後藤 孝義選手が使用して、抜群のピット離れで松井繁選手からイン取りに成功した予選ラスト。
行き足から出足に強烈なものがあります。
31号機(評価:B+)萩原 秀人
展示タイムからよく出ているモーターです。近況2節続けてアクシデントがありましたが、いずれも幸いにして沈没ではありません。
直前節で大きな着が続いており評価は下げましたが、立て直せば上位の1つと言えるかもしれません。
46号機(評価:注)山田 哲也
優出1回に2連対率は40%に満たないモーターですが、バランスの取れたモーターです。
コース不問で着の取れる仕上がりとなっており、ピット離れも良好。
過去には10万舟を演出しており、波乱を呼び込む期待をしています。
「競艇展望・浜名湖」SG 第68回ボートレースメモリアル - まとめ
今年は初出場が5名、10年以上の時を経て久々に選手された選手も2人といつもとは違う顔ぶれになったボートレースメモリアル。
中心視される選手の中にはお盆レースで勇み足に散った選手もいて、なにやら再びの波乱ムードも漂います。
11年ぶりのデイレースで行われる第68回 ボートレースメモリアルをどうぞお楽しみに。
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