「競艇展望・蒲郡」SG第６７回ボートレースメモリアル（優勝戦展望）

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「競艇展望・蒲郡」SG第６７回ボートレースメモリアル

【SG 第６７回ボートレースメモリアル(08/24 - 08/29)】

ボートレース蒲郡で8月24日から開幕する「SG 第６７回ボートレースメモリアル」

各地区を代表するトップレーサーが集結。夏の最後に蒲郡での激戦に注目が集まります。

「競艇展望・蒲郡」SG 第６７回ボートレースメモリアル-注目選手

優勝候補の筆頭に挙がるのが峰 竜太選手です。今年は優勝したボートレースオールスターを含めてSGはボートレースクラシック以外は優出を果たしている絶対王者。今節も初日ドリーム戦のインを飾ることが決定しており2021年2つ目のSG優勝へ向けて初日から注目です。

使用モーター　66号機
ここまで優出0回の蒲郡でも下から数えた方が早い凡機。6月の記念G1で白井 英治選手が初日から3連続最下位を記録し4日目終了段階で途中帰郷をしています。

イン逃げ以外で使用者がほとんど勝てておらず外から攻める伸び足は欠落気味。

 

対抗格はナイターキングの異名をとる毒島 誠選手です。ボートレースメモリアルは2018年、2019年と連覇を果たしている相性の良いSG。今年は話題をさらったG2ボートレース甲子園での優勝こそありますがG1、SGでの優勝がここまで無いだけに今年最初の大きなタイトルは得意のナイターで決めたいところ。

使用モーター　63号機
3節前の一般戦で優出をしておりこれまで使用してきた選手の成績を見る限りでは使用者がしっかりしていれば一定の成績を残せる中堅機。

艇界トップクラスの整備巧者の毒島選手がこのモーターをどう扱うか注目です。

 

地元愛知からは3人の選手に注目します。1人目は池田 浩二選手。一般戦ですが今年は蒲郡でV2を記録しており先日まで行われていた地元メンバーのお盆開催でも貫禄の優勝と勢いは充分。上半期はまさかのF2で3ヶ月休みとなってしまった愛知のスターが8年ぶりのSG制覇へ地元水面で躍動。

使用モーター　35号機
優出どころか使用者のほとんどが舟券に絡めていない凡機。前節でも蒲郡で凡機といわれた30号機で予選トップ通過、優勝を決めた水面を知り尽くしている池田選手ですが相手関係は一気にレベルアップ。

何とか早い段階で整備に手応えを感じルことが出来るかがカギとなりそうです。

 

2人目は平本 真之選手。今年は蒲郡の周年記念を優勝しておりSGオーシャンカップでは6コースからチルトを跳ね上げての大勝負に出たりと見所のあるレースを演出しました。初の地元SG制覇へ向けて目が離せない選手です。

使用モーター　43号機
優出はしていませんが連対率が約30%ある中堅機。実は前回に使用したのも平本選手ということで2節続いて同じ選手が使用するという珍しい事象が起こりました。

ただし平本選手は前節使用した際に3日目まで1回も勝つことが出来ず途中帰郷をしており整備自体もあまり上手くいっていなかっただけに継続使用がいい方向に出ない可能性があります。

 

最後に挙げるのは磯部 誠選手。念願のG1優勝を決めた昨年のヤングダービーから早1年。今年は3度の優勝、9度の優勝戦進出と今や愛知支部の次世代のエースとして躍進中で6月の蒲郡の記念G1でも平本選手とのワンツーフィニッシュを飾りました。蒲郡は本人も認める得意舞台の一方で昨年蒲郡開催されたSGチャレンジカップではまったく見せ場無く苦しんでしまいました。今年は別人になった姿で大暴れに期待をしたいです。

使用モーター　77号機
前回使用された際に優出を果たしているモーター。上位モーターとはいえませんが決して悪くも無いだけに評価は中堅レベル。

直近3節で使用した選手はいずれもまずまずの成績は残しているだけに得意の蒲郡水面で磯部選手の腕が試されます。

 

➡全出場選手一覧はコチラ(オフィシャルサイト)

「競艇展望・蒲郡」SG 第６７回ボートレースメモリアル-優勝戦（12R） 事前展望

枠	登録番号/級別 氏名
1号艇	3779 / A1 原田　　幸哉
2号艇	4337 / A1 平本　　真之
3号艇	3897 / A1 白井　　英治
4号艇	3941 / A1 池田　　浩二
5号艇	3590 / A1 濱野谷　憲吾
6号艇	4686 / A1 丸野　　一樹

進入は枠なりが予想され3対3の定番。

まず足の評価は①原田選手と③白井選手が抜けていますが、③白井選手はスローでの課題が目立つのでこの点で立ち起こしとスタート後の伸びで①原田選手の方を上に取ります。

④池田選手は自分でも認めている通り足は悪いなりに何とかやっているが何とか出来てしまうのが④池田選手の凄いところでもある。特に前節で凡機と言いつつ優勝した30号機を引き継いだ稲田 浩二選手の今節の成績がそれを物語っている。

ここからは評価は分かれますが②平本選手、⑤濱野谷選手、⑥丸野選手の3人では⑥丸野選手が個人的には一歩優勢。

②平本選手は初日段階では中堅より下と見ていましたが調整で良化に成功しており⑤濱野谷選手も本人の手応えが物語るように機力は悪くない。

①原田選手がトップスタートから逃げ切り体制で②平本選手は内から応戦。③白井選手はダメ元で捲りにかかり道中も全速で回していく強気なスタイルで最後まで攻め続けていく。ただし③白井選手の場合、この攻める姿勢が裏に出てしまうことがあるのでこの点をどう見るか？

④池田選手は腕と経験値の勝負。⑤濱野谷、⑥丸野の両選手は③白井選手の強引なスタイルで自滅したところや凡機でギリギリ耐えている④池田選手を機力でどこまで挽回できるか？

評価

◎ 原田
○ 平本
▲ 濱野谷
△ 丸野
△ 池田
★ 白井

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「競艇展望・蒲郡」SG 注目モーター

次に注目モーターについて挙げていきます！

モーター抽選も大事な要素の一つ。使用開始は5月4日。ちょうど10節間を終えたところです。

直近開催から注目したい点が2つあります。1つ目は降ろし立てよりパワーを見せていた36号機が直近の開催で転覆をしてしまい急激な足落ちをしてしまった点。もう1つは池田 浩二選手が使用して優勝した30号機に関しては整備に連日苦しんで悪いなりに何とか優勝を果たしたという点です。この2つのモーターに関しては今回大きな評価は事前では行わないことにします。30号機は稲田浩二選手、36号機は篠崎 元志選手がそれぞれ獲得しました。

上位評価に挙げたいのが57号機。ここまで優勝1回、優出3回を果たしています。直近のお盆開催でも成績は伴いませんでしたが道中の伸びは示し気配は上々。現在の蒲郡上位格モーターと見て間違いないでしょう。そしてこの57号機を獲得したのは白井 英治選手ということで更なる能力アップとその力を存分に発揮したレースが初日から見れるかもしれません。

ただし、個人的に最も注目しているのは68号機。愛知支部、蒲郡が誇る整備のプロである赤岩 善生選手が2節前にしっかりと調整をして優勝を果たしたモーターでお盆開催でも使用がなかったので万全の形で使用者の手に渡ることになります。赤岩選手らしく出足をかなり強化しておりスタートから良いレースが出来ることが期待されます。少しずつ復調気味もフライング復帰後からなかなか調子が上がってこない平山 智加選手が獲得。

その他3連対率70%を超える69号機や16号機、45号機に注目。69号機は谷村 一哉選手、45号機は大池 佑来選手が獲得し16号機は今節使用がありません。

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