「競艇展望・浜名湖」G1 第３５回レディースチャンピオン（優勝戦展望）

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「競艇展望・浜名湖」G1 第３５回レディースチャンピオン-事前レース展望や注目モーター紹介

 

【G1 第３５回レディースチャンピオン(08/04 - 08/09)】

ボートレース浜名湖で8月4日から開幕する「G1 第３５回レディースチャンピオン」

前年度優勝者、オールレディース優勝者、女子レーサーの勝率上位者により熱戦が繰り広げられます。ボートレース界トップの女子レーサーが、ここ浜名湖に集結しました。そんな大激戦の優勝争いの方を占っていきたいと思います。

「競艇展望・浜名湖」G1 第３５回レディースチャンピオン-注目選手

優勝候補の筆頭に挙げたいのが守屋 美穂選手です。3月の児島で2コースから差し切り今年初Vを挙げると、続く丸亀でも連続優勝。5月の児島、7月再び児島で優勝を果たすとSGオーシャンカップでは予選上位通過で準優戦進出と近況の充実振りがキラリと光ります。昨年の今大会ではV戦の絶好枠を手にしながらも悔しい惜敗に終わっただけに、今年はリベンジに燃えています。ただし、直前のSGオーシャンカップでは最終日に失格処分となるなど今年は大きなレースでの攻めが結果的に悪い方向へ傾いてしまっている点が少々気がかりではあります。

使用モーター　39号機

5月の一般戦で6号艇で優出をした松竹 大輔選手がインを奪う出足を見せた機体です。

対抗格に挙げたいのが平高 奈菜選手です。昨年の年末、当地で開催された「G1第9回クイーンズクライマックス」でG1初制覇。今年も1月の下関、4月の福岡、同月の常滑、6月の住之江で優勝を果たすとSGクラスが集まり大盛況だったG2全国ボートレース甲子園で男子レーサーたちを相手に優出の大健闘を果たすなど調子も問題はなさそうです。男子レーサーも顔負けのスピードレースを駆使して、暴れ回ってくれるはずです。昨年は骨折からの急ピッチでの復帰が裏目に出てしまい大惨敗に終わりましたが今年は心身ともに抜群の状態で2つ目のG1タイトルを狙います。

今節は痛恨のフライングで脱落。

使用モーター　6号機

6月のG3戦で小林 泰選手が3度の4コース戦を勝利したダッシュで光る機体。

小野 生奈選手もV候補の一人。2月にボートレース芦屋で開催された「G2第5回レディースオールスター」では終盤に4連勝を飾り優勝を成し遂げました。各地でしっかりモーターを仕上げて、優出ラッシュを続けていると直前のSGオーシャンカップでは男子トップ勢を相手に準優戦進出とこれまで男子相手に苦しむレースが続いた小野選手が変わり身を見せる奮闘。

昨年末の「G1第9回クイーンズクライマックス」では準Vを飾るなど、浜名湖参戦は滅多に無い選手ではありますが当地への不安もなさそうです。

使用モーター　13号機

直近のレースで西山 昇一選手が優出こそしていますが出足の悪さが最終日まで取れなかっただけにやや気になるところ。

遠藤 エミ選手も忘れてはなりません。こちらは「G2第5回レディースオールスター」で準優勝。1月の蒲郡で今年初Vを飾ると、4月の多摩川、続くびわこと連続Vを達成。5月の徳山でも優勝を飾るなど、今年も強さを見せています。G1、G2を合わせて4度優勝ある実力者。豪快なレース振りは見ているファンを魅了します。

昨年末の「G1第9回クイーンズクライマックス」では優勝戦で前付けに出ておりここぞの勝負強さは女子選手トップクラス。

使用モーター　1号機

優出を3回果たしており直近で使用した滅多に浜名湖へ参戦しない萩原 秀人選手が初日から乗りやすさを評価し2日目以降6連勝で準優勝を果たしたモーターということで注目です。

強力遠征勢を前に奮闘したいのが地元の長嶋 万記選手です。年明け初戦の下関で準優勝。4月の常滑で優出を果たすと、続く宮島、児島、浜名湖では3節連続の準優勝でした。6月の江戸川ではFを喫してしまいましたが、その後も果敢な踏み込みを見せています。意外にも特別戦制覇はなし。地元で悲願達成といきたいところです。

最近は静岡支部の若手女子選手が力をつけてきていますが、A1に今期より復帰した同県同期の三浦 永理選手とダブル大将格として地元水面での活躍に注目。

使用モーター　62号機

ここまで使用している選手からあまり良い言葉が節間では聞かないモーターなだけにこの時点で一歩劣勢に立ってしまいました。

これ以外にも大山 千広選手、平山 智加選手、宇野 弥生選手、高田 ひかる選手など現在の女子ボート界の中心選手が勢ぞろいとなっています。

➡全出場選手一覧はコチラ(オフィシャルサイト)

「競艇展望・浜名湖」G1 第３５回レディースチャンピオン-最終日（12R）優勝戦

枠	登録番号/級別 氏名
1号艇	4502 / A1 遠藤　　エミ
2号艇	4478 / A2 櫻本　あゆみ
3号艇	4804 / A2 高田　ひかる
4号艇	3232 / A2 山川　美由紀
5号艇	4590 / A1 渡邉　　優美
6号艇	4961 / A1 西橋　　奈未

レースを予想する上で大事な点は③高田選手の出方です。まずこの選手が3コースでスローを選択するのか？それともカドを選択するのかでレースに大きな違いを起こします。

②櫻本選手に関しても足はかなり良いだけにカド受けとなってもスタートで伸び切り③高田選手にとっては一苦労するのではないかと予想しますが、一方でこの内2人をスローから捲るほどの足はないだけに勝ちに行くには3カド選択しか方法は無いでしょう。

③高田選手がスロー選択の場合は①遠藤選手が抜群のモーターでイン逃げを確実に狙い焦点が2着以降となることが予想されます。この場合は次点で評価するのは当然②櫻本選手となります。

ここで悩むのがダッシュ、スローどちらにしても③高田選手がスタートで遅れた場合です。今節はそこまで立ち遅れるシーンは目立ちませんがノビを重視するあまりにスタートで立ち遅れることも多い選手なだけにこの大一番で何が起こるかは読みずらく④山川選手の足は上位クラスなだけにダッシュで内が空けば十分に絞り込めるだけの力はあります。

以上の点より③高田選手に関しては出方がはっきりしないだけにジョーカーとして評価をして予想をするのがベスト。展示やその前の練習からその動きについては当日のチェックは忘れずに。

外の2艇に関しては前評判通りの足を予選～準優戦と見せてきただけに着争いでは軽視は出来ない存在もさすがに勝つまでにはいくつかの展開の味方が必要となりますがどこまで見せ場を作ることが出来るでしょうか？

最終日がまさかの順延となってしまいましたが、ここまでくると調整の激変もないことが予想されるので大きな影響はないでしょう。

評価

◎ 遠藤
○ 櫻本
▲ 山川
△ 渡邉
△ 西橋
★ 高田

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「競艇展望・浜名湖」G1 注目モーター

次に注目モーターについて挙げていきます！

最後に大事なモーターです。今年の4月に初降ろしとなっています。

注目は48号機。こちらは中間整備で大変身を遂げました。7月に使用した繁野谷圭介選手が11戦9勝と圧巻の勝ちっぷりを見せその後も使用者が優出とこれまでの凡機っぷりが嘘のような活躍を見せました。誰が獲得するか注目されましたが、細川 裕子選手の手に渡りました。

38号機は現在使用不能となった42号機とともに注目されているパワー機。6月に使用した坪井 康晴選手の優勝以降はB級選手が立て続けに使用しており感触ほどの活躍が出来ていませんが優勝2回を誇る浜名湖の上位格モーターです。現在F2本持ちとかなり追い込まれている富樫 麗加選手へ渡りました。

前回使用した萩原 秀人選手が乗りごこちの良さを評価していた1号機を遠藤 エミ選手がゲット。遠藤選手はペラ、モーターの調整が最近は抜群なだけに良モーター獲得で更なる進化に注目。

他では2連対率上位の49号機、51号機、57号機などもポテンシャルを秘めるモーターと言えそうです。49号機は中谷 朋子、51号機は櫻本 あゆみ選手、57号機は向井 美鈴選手へそれぞれ渡りました。
※向井 美鈴選手は初日のレースで周回誤認のため即日帰郷

その他の使用モーターはこちら

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