「競艇展望・丸亀」G2 第3回全国ボートレース甲子園

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「競艇展望・丸亀」G2 第3回全国ボートレース甲子園-事前レース展望や注目モーター紹介

【G2 第3回全国ボートレース甲子園(07/06 - 07/11)】

ボートレース丸亀で7月6日から開幕する「G2 第3回全国ボートレース甲子園」

G2ながら直近のSGグランドチャンピオンで優出した6人を始めとしたSG、G1レーサーたちが参戦。また初のナイター開催ということもあり盛り上がりはG1クラスと言っても過言ではありません。ベテラン、中堅、若手選手達が自分たちの出身地の看板を背負い丸亀の夜を盛り上げていきます。

「競艇展望・丸亀」G2 第3回全国ボートレース甲子園-注目選手

優勝候補は佐賀県代表の峰 竜太選手。SGボートレースオールスターの涙の優勝など今年も勢いは健在の絶対王者。SGグランドチャンピオンで優出を果たすもその前日の準優戦前の試運転で転覆しエンジンを壊した影響で不甲斐ない結果に終わってしまいましたが、G2ながら超トップレーサー集結の今節でもその存在感を示す走りに期待がされます。佐賀県からはその他に深川 真二選手が出場します。

対抗は岩手県代表の菊地 孝平選手。今年はオール静岡で年明けに行なわれた一般戦以外に優勝はありませんが、G1にて2回、SGにて2回ずつ優出。直近のSGグランドチャンピオンでも節イチクラスの足で見せ場を作りました。高校時代は野球に励んでいたこともあり以前のインタビューにて甲子園という響きはどうしても楽しみになると語っているだけに今回の大会でも艇界トップクラスのスタートで幾度となく見せ場を作るでしょう。

広島県代表は前本 泰和選手。先日行なわれたSGグランドチャンピオンのSG制覇は記憶に新しく最高の流れでこの大会を迎えます。「一般戦の鬼」と称される通り今年は既に11度の優出と8度の優勝を果たしています。特に1号艇で優勝戦に進出したレースが7回でそのいずれもを勝利しているだけに侮れない存在となりそうです。広島県からはその他に山口 剛選手が出場します。

山口県代表は白井 英治選手。峰選手、菊池選手と同様にSGボートレースオールスター、SGグランドチャンピオンで連続優出を今年は果たしています。グランドチャンピオンでは予選トップ通過ながらプロペラ調整のミスで準優戦で破れ悔しい思いもしましたが、この舞台での走りに注目です。

愛知県代表は原田 幸哉選手、平本 真之選手。原田選手はG1マスターズチャンピオン、G1徳山クラウンを連続優勝するなど今年の勢いは光るものがあります。そして平本選手も先日地元蒲郡で行なわれたG1オールジャパン竹島特別開設６６周年記念競走を優勝と激戦区から選出された二人はいずれも勢い充分です（補足ですが原田選手は正確な出身地は三重県で愛知支部よりデビューも現在の所属は長崎支部、住居は沖縄県です）

この他にも以前に島根県代表で出場したこともある茅原 悠紀選手が今年は地元の岡山県代表、桐生 順平選手が福島県代表、開催地の香川県代表として平山 智加選手が出場とG2とは思えないほどの超激戦かつ豪華メンバーが揃いました。

➡全出場選手一覧はコチラ(オフィシャルサイト)

「競艇展望・丸亀」G2 第3回全国ボートレース甲子園（最終日）優勝戦 -12R 事前展望

枠	登録番号/級別 氏名
1号艇	4238 / A1 毒島　　　誠
2号艇	4320 / A1 峰　　　竜太
3号艇	3557 / A1 太田　　和美
4号艇	4450 / A1 平高　　奈菜
5号艇	4262 / A1 馬場　　貴也
6号艇	4444 / A1 桐生　　順平

⑥桐生選手が前日に4コースからスローで2着をもぎ取っただけに動きを見せる可能性は頭の隅には入れつつ3対3の定番通りの進入隊形の可能性が高そうです。

どう評価しても①毒島選手のモーターがトップ評価。64号機を獲得した時点でこうなることは想定していましたが初日のドリーム戦で峰選手からインを奪い切った時点で改めてこのモーターの恐ろしさを実感。何よりナイターキングとも呼ばれる通り得意のナイター戦でどこにも隙が見当たりません。

最近はどの場でもモーター抽選の時点で苦しんでしまい予選敗退が続き苦しんでいた中で久しぶりに獲得した超エース機に艇界最強の整備巧者の最強タッグでタイトルを狙います。

②峰選手は日に日に状態が良化。ターン回りに関しては初日から相変わらず弱く見えるところはありますが予選3日目には6コースから全員を捲って1着を奪取など行き足は充分。

G2ではありますが連覇がかかるレース。峰選手クラスにならば求められるのは勝利なだけに不発覚悟のじか捲り選択もあるかもしれません。

総合的に足のバランスが取れてるのは⑤馬場選手。

あまりに①毒島選手が良過ぎるだけで本来これくらいの足があれば優勝戦の1号艇にいてもおかしくはないはずなのですが今の丸亀の64号機の恐ろしさを痛感します。ただし馬場選手と言えば「黄色い馬場」と呼ばれる通り5枠戦で一発を出すこともあるので侮れません。

③太田選手は正直どこが目立つということはないのですが崩れることなく予選3位通過で得意のイン戦に持ち込めたことで優勝戦に入れました。

②峰選手が連覇を狙い一か八かの勝負に出そうなだけにそれが不発に終わったとき③太田選手のような選手の方が舟券に絡む可能性は高そうです。

そして最後に④平高選手は節間4度記録している0.0秒台でのスタートが示す出足の良さと地元水面のアドバンテージがあります。G2でありながら出場している選手はSG、G1クラスがズラリと並ぶ中で予選上位通過、準優も最低限2着で4枠確保。

後はこの枠を守りぬいて4カド戦に持ち込めるかがカギ。さすがに5コースより外からのダッシュではこのメンバーでは分が悪くなりますが決してこの枠で女子レーサーだからといって軽視できない存在です。

評価

◎ 毒島
〇 馬場
▲ 峰
△ 平高
△ 桐生
☆ 太田

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「競艇展望・丸亀」G2 注目モーター

次に注目モーターについて挙げていきます！

モーター抽選も大事な要素の一つ。使用開始は2020年11月ということで良し悪しがはっきりしています。

現在の丸亀で最も注目されているのは64号機です。3度の優勝を果たし元々良さは誰もが認めていましたが、その能力が更に激化。3節前で使用した和田 操拓選手が7日間開催で9勝2着4回のオール2連対の大活躍をすると、2節前に使用した石橋 道友選手も9勝2着1回で優勝を果たしました。コース、展開関係なくモーターの力で他を圧倒する超お化けモーターを誰が獲得できるかが今節の行方を占います。そしてこの64号機を獲得したのがなんと艇界屈指の整備巧者毒島 誠選手ということで更なる良化すら予感させます。

3度の優勝を誇る7号機も最近は影を潜めていましたが6月の「丸亀巧者集合！報知グリーンカップ」で優出。ダッシュでの伸びが非常に良くA1レーサー今井 貴士選手の整備で再び良化の気配が漂います。

その他では24号機、52号機、57号機、60号機など番号が大きいモーターが成績としては優秀です。

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