「競艇展望・びわこ」開設68周年記念 G1びわこ大賞-事前レース展望

「競艇展望・鳴門」SG第25回オーシャンカップ-事前レース展望や注目モーター紹介

【SG第25回オーシャンカップ(7/30～8/4)】

夏のびわこは何かが起きる。守田・馬場・丸野の地元勢VSトップレーサーたちの激しい争い！

「開設68周年記念　GⅠびわこ大賞」が7月30日から8月4日までの6日間開催で行われます。

先日まで行われていたSGオーシャンカップ優勝戦メンバーの1着から3着までが参戦してきました。迎え撃つ地元勢もSG、G1常連組が満を持して登場、一節間激しいレースを繰り広げることでしょう。

 

「競艇展望・鳴門」SG第25回オーシャンカップ-注目選手

峰竜太

先日のSGオーシャンカップも4コースから見事にまくり差して優勝しました。優勝インタビューの時にも目がうっすら涙で充血していたことも印象的です。

今年はすでに優勝を11回していますが、過去の年間最多優勝回数は16回とのことです。峰選手はV17を目指すと公言しています。コースを問わないターンの速さと、どんなモーターでも良さを引き出す調整力は艇界ナンバーワンです。

さらに、オーシャンカップの準優勝戦でみせた2マーク3艇での接戦もハイレベルだから出来る技で、ファンを裏切らない熱い走りは見逃せません。今節も不動の主役になることは間違いないでしょう。

 

瓜生正義

瓜生選手は今年SG、G1で８回も優勝戦まで進んでいて、優勝も1回決めています。最近は大きなミスはせずに、着実に点数を増やしていくタイプのイメージがあります。

1、2コースは1着率が高くそれ以外のコースでは2着が多いのが特徴です。整備力は特に定評があり、的確なハンドルさばきでファンを魅了してくれます。もちろん今節も優勝候補の1人ですね。

 

茅原悠紀

オーシャンカップ優勝戦、まさかの3カドはびっくりしました。時に奇策で果敢な攻めする茅原選手は今年の徳山の周年でG1勝利を収めています。今年は特に成績が高いレベルで安定していて、5コースまでならどこでも1着を取ることが出来る選手になっています。

びわこ水面での勝率は低いのですが、今の茅原選手なら過去の実績も度外視して上位に進出してくることでしょう。

 

守田俊介

滋賀の総大将は守田俊介選手です。一昨年のびわこ大賞では優勝しており、もちろん地元びわこでは優勝も23回決めているとても得意な水面です。普段は一般戦でどんどん勝利を積み重ねて、大きなレースはG1よりもSGで優勝戦に進むような勝負所をわかっている選手です。

コースを知り尽くした守田選手、中枠からのまくり差しでトップレーサー達に勝負を挑みます。もちろん優勝候補の1人です。

 

馬場貴也

地元2番手は地元で悲願の優勝を狙う馬場貴也選手です。現役レーサー屈指の高速ターンを使える馬場選手は、決め打ちをして勝負に出ると良い結果につながることが多い選手です。

イメージ通りのまくり差しが決まったときの爽快感といったらすごいものです。SGを2勝上げているのに対して、G1は未勝利というのは不思議な感じもしますが、G1初勝利が地元びわこ水面になると喜びも倍増です。

 

丸野一樹

地元3番手は昨年びわこ大賞を優勝してG1、SG戦線常連の仲間入りを果たした丸野一樹選手です。今年も1月の唐津の周年記念でG1勝利を上げており、今ヤングレーサーのなかでもいちばん勢いがある選手の1人になりました。

フライング持ちのためスタートを無理できない状況なのが気がかりですが、思い切りのよいハンドルさばきで上位進出を目指します。

 

その他の選手

これらの選手以外にもトップレーサーがたくさん出場します。松井繁、菊地孝平、今垣光太郎などのベテラン勢から篠崎元志、西山貴浩、桐生順平の中堅、さらに永井彪也、石丸海渡などの若手までファンを飽きさせない迫力のある戦いを繰り広げることでしょう。

 

 

「競艇展望・びわこ」開設68周年記念 G1びわこ大賞-注目モーター

現在のびわこのモーターは6月から使われています。だいたいのモーターが4節間使われていて、傾向もわかってきました。

エースモーターは31号機です。勝率7.16、2連対率65.1、優勝1回、乗り手を問わない成績を残しています。出足と伸び足ともに良く節間通して目が離せないモーターです。

次いで優秀なモーターは21号機です。勝率6.44、2連対率58.5、近2走連続して優出しています。他の選手と並走すると負けない舟足はレースでは脅威になるでしょう。

3番手のモーターは51号機です。勝率6.74、2連対率53.4、優出2回と使用した4節ともに安定した成績を残しています。5着、6着が少なくレース足が良い感じです。乗り手と感覚が一致したときは優勝も狙える好モーターです。

また、近走パワーがイマイチなモーターでも整備を施すことで突然機力が跳ね上がることがよくあるのもびわこの特徴です。節間で展示タイムや成績が突如良くなったモーターがあれば要注目です。

 

 

「競艇展望・びわこ」開設68周年記念 G1びわこ大賞-びわこ水面特徴と得意選手

さて、びわこは全国にあるボートレース24場のなかで戸田、平和島に次ぐインコースの2連対率が低いレース場になります。

日本最大の湖、琵琶湖にあるレース場なので水質は淡水で硬く、標高も高くモーターの回転が上がりにくい傾向があります。夏場は気温も高く、今年はまだ梅雨も明けてなく湿度も高いことから例年以上に調整が難しいです。

1マークで艇が同体ならば、外が有利になる傾向があるのもびわこの特徴です。パワーモーターを操るレーサーが握っていく場面もよく見られます。

そして、バックストレッチは他のレース場に比べて内側が特に伸び、外枠勢が展開を突いて1着、2着に絡むレースもあります。2マークはうねりも少なくコースも広いので、順位の変動が良く起きる光景を見ることが出来るのもびわこならではです。

夏場のインコース2連対率は50％を下回るびわこ水面、今年の気象状況だとさらに下回る可能性が高いかもしれません。

波水面が得意な選手、びわこ水面の連対率が良い選手、また、パワーがあるエンジンに乗っている選手は節間通して注意が必要です。

 

まとめ

夏のびわこは何かが起きる！どの枠からでも1着を狙うことができるびわこは舟券も穴配当が多いです。

1号艇を軸にするだけでなく、幅広く外の艇から穴舟券を狙いにいくのもよいでしょう。

 

以上、G1びわこ大賞レース展望でした。

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