「競艇展望・多摩川」G1ウェイキーカップ開設66周年記念-事前レース展望

「競艇展望・多摩川」G1ウェイキーカップ開設66周年記念-事前レース展望や注目モーター紹介

【ボートレース多摩川：開設66周年記念G1競帝王決定戦(4/11～4/16)】

ボートレース多摩川では4月11日よりG1ウェイキーカップ開設66周年記念が開催されます。
無観客開催の初日となったのが今年2月の当地65周年記念の最終日。
それから約2ヶ月が経ちましたが、厳しい状況が続いています。
それでも開催が続いていることにも感謝しつつ、画面越しからとなりますが選手に熱のこもった応援をしていきたいところです。
前回大会でも展望で掲載したように東京支部以外では60周年以降、九州勢と地元東京勢のみの優勝となっていましたが、前回大会でようやく静岡支部の菊地孝平選手が優勝しました。
地元勢の奮起なるか、九州勢が再び頂点に立つか、他地区選手が流れを掴めるのか注目しましょう！

「競艇展望・多摩川」G1ウェイキーカップ開設66周年記念-注目選手

SG初出場で初優出 自信を胸に地元周年制覇へ　福来剛

3月のSGボートレースクラシックでは初出場ながら優勝戦へと進出した福来剛選手。
積極的なターンをみせつつ、的確なハンドルワークが光ってファイナルまで上り詰めました。当地はデータ上、それほど得意としてないように思えますが、近況5節では節間3連勝が4回と固め打ちもあり印象としてもよい可能性があります。記念初Vを地元で成し遂げたいところです。

絶好調時からは一息も 地元の伏兵として期待　大池佑来

当地での優出が11回で3回の優勝をしている大池佑来選手。
比率にすれば得意としている多摩川の水面です。
ケガの影響で記念戦線から遠ざかる時期もありましたが、今年は浜名湖周年で優出などG1でも随所に思い切りの良さを見せていました。
ここ3節は準優出止まりとはなっていますが、地元水面で調整が合うようならスピード感あるターンで強者を倒していく、そんなレースを期待します。

近況のリズム判断には2枠が鍵 地元のプリンス　永井彪也

昨年のヤングダービー覇者である永井彪也選手。
今年も既に優勝2回とタイトル獲りの後からは更に強さが増しています。
そんな永井選手の近況で気になる点が1つ。2コースでの連対を果たすときは優出や準ずる活躍を見せています。
最も多く走っている水面だけに、2コースを上手く乗りこなせるようであれば、現状の力なら地元周年制覇も近いかもしれません。

唯一の前回大会での優出者 不調からの脱却を　毒島誠

今年はここまで優勝もなく、優出も2回にとどまる毒島誠選手。
毒島選手の力からすれば物足りなさを感じるのが正直なところ。
しかし2回の優出のうち1回が2月の当地65周年です。
近況では苦しみつつも好イメージがある水面で活躍を見せるのはよくあることです。
前回大会での唯一の優出者として、シリーズを引っ張っていって欲しいと思います。

今年は既に6優出2V 久しぶりの多摩川周年で活躍を　桐生順平

今年は3連続優出を含む6優出で2度の優勝としている桐生順平選手。
直前、追加斡旋の戸田G2こそ帰郷とはなったものの、やや機力劣勢でも豪快なターンで上位に食い込む桐生選手らしさが最近ではよく見ることが出来ます。
多摩川周年は2017年の63周年以来となりますが通算では関東地区戦での優勝を含む4回の優勝を誇る比較的得意な水面で活躍が期待されます。

久々の当地も優出すれば優勝は100％ 58周年覇者が2度目のVへ　篠崎元志

2016年の62周年以来となる久々の当地出走となる篠崎元志選手。
過去に当地は6節のみの出走となっていますが、2013年の58周年記念で優勝を含む2回の優出で2度の優出と、数少ないチャンスでもファイナルに駒を進めれば優勝している縁起のいい水面です。
近況では波に乗れていない印象こそありますが、多摩川での感覚を取り戻せばシリーズの中心的存在となっていくこともあるかもしれません。

「競艇展望・多摩川」G1ウェイキーカップ開設66周年記念-そのほか注目選手

その他、F2ながらやはり東京支部の大将である濱野谷憲吾選手やG1でも活躍を見せる中野次郎選手、長田頼宗選手、石渡鉄兵選手、若手の成長株である宮之原輝紀選手ら地元勢が登場。
一方で他地区からはSGクラシックを連覇した吉川元浩選手やハイレベルの大阪支部で常に主軸となる松井繁選手や太田和美選手、過去に当地周年を制覇している篠崎仁志選手と前回大会から顔触れは変わっても豪華なシリーズとなりそうです。
次に注目モーターを挙げていきます！

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「競艇展望・多摩川」G1ウェイキーカップ開設66周年記念-注目モーター

今節使用されるモーターは昨年5月に使用開始されたもので、2月の65周年記念と同じモーターです。
今回は当時の注目モーターに加え、近況好調機を加え紹介していきたいと思います。

・23号機
前回周年では地元の中野次郎選手使用で準優出したモーターです。
節間での2連対は5回とまずまずの成績でした。
その後も地元の渡邉睦広選手が4日間シリーズで優出と上位2機に位置する動きを見せていました。

・29号機
こちらが現在のところ2連対率トップのモーターです。
前回周年では池田浩二選手が6度の舟券入りとして優出しています。
直前節では優出こそならなかったものの、柴田光選手使用で外枠から3度連対を果たしています。

・50号機
前回周年では藤岡俊介選手使用で2日目の大敗を除けば着をまとめていました。
その後も地元A1選手によって連続優出するなど、上記2機に並ぶ優出7回でトップタイとなっています。

・57号機
直前節で長谷川雅和選手の優勝したモーターです。予選からまくりが炸裂するなどインパクトは強めで、特に2日目の単騎カマシからのまくりは非常に強烈でした。
優勝戦でもスリット近辺からの足を活かしてのまくりと最近では1番の動きを見せています。

・49号機
2節前に山田雄太選手が優勝したモーターです。ややヘビー級の山田選手ですが、舟足は軽快そのもの。
予選の1走目からドリーム戦を含む3連続でのまくり差し勝利と操縦性の高さを示しました。
6枠からの2度の大敗を除けばオール2連対としています。

・41号機
3節前に仲口博崇選手が1枚上の脚色でオール3連対とし優勝したモーターです。
ピットアウト後の勢いやスリット付近の足が非常によく、激戦となった優勝戦でも競り合いを制して優勝果たしています。

その他、3節前に優勝戦で仲口選手に食い下がった22号機と、前回周年でも注目していた16号機の動向を追ってみたいと思います。

 

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