B1級
全レーサーのうちA級(A1、A2)を除いた上位50%まで。最も人数の多いクラスであり、上位と下位のレーサーではかなり実力の開きがあるといえる。
B2級
A1、A2、B1以外のレーサーがこのクラス。技量がまだ高くない新人レーサーや、ケガなどの事情で出走回数が少ないレーサー。
標準機
標準型モーターのこと。現在は使用されていない。
標準型モーター
騒音などの心配のない地方のボートレース場でよく使われていた。出足性能がやや強め、インレーサーにはやや有利という傾向もある。現在は24場すべて騒音の少ない減音型が導入され、標準型は姿を消した。
100m標識ポール
センターポールから第2ターンマークの方に向かって100mの位置に立っている標識ポール。黄色と黒色で交互に塗り分けられ、上部には吹き流しがつけられている。レーサーはこれで風向きを確かめている。
スタートのタイミングをはかるには、大時計の針が0秒を指す5秒前にこの100m標識ポールを通過するのが一つの目安ともなる。
ピット離れ
ピットに待機しているボートが、出走の合図とともに発進する時のこと。素早く発進できることを「ピット離れが良い」などという。ピット離れが悪い(遅い)と、好きなコースや有利なコースが取りづらい。
ピットアウト
ピットに待機しているボートが、出走の合図とともに発進する時のこと。素早く発進できることを「ピット離れが良い」などという。ピット離れが悪い(遅い)と、好きなコースや有利なコースが取りづらい。
ピット
ボートレースでいうピットとは、水面上でモーターボートを係留しておく場所のこと。レースに出走するボートは、ピットで待機し、出走の合図とともにピットから発進する。
ピストン
シリンダーの中を高速で往復運動する部品。ピストンは、熱膨張があるため完全な円形ではなく多少楕円形になっている。
ピストンリング
モーターの一部品。ピストンリングとシリンダー側面との接触による抵抗は、モーターの性能に多大な影響を及ぼす傾向があるため、モーターの調整の中でも重要なポイントになる。
概して、新品のリングはリングの張力が強く、壁面との接触による抵抗は強いが、反面、気密性は保てるのでガス漏れが少なく熱効率を高く保持できる。
一方、中古のリングは、張力が弱く、ストローク時の摩擦抵抗は少ないが、逆に気密性が低く、燃焼ガスの爆発効率が低下する傾向がある。
引き波
ボートが走った後に残る波のこと。ここにハマるとボートを操縦しにくくなり、減速する。良いモーターはこの引き波を超える能力が高い。
ピンロク
1着(ピン)か6着(ロク)か、という両極端なタイプのレーサー。勝つ時はダントツだが、負ける時は惨敗で、2着や3着が少ない、というタイプのレーサーをこう呼んだりする。