空中線標識

スタートラインと第2ターンマークの間にコースを横切る形で空中にロープが張られ、各々色の異なる組み合わせの小旗がつけられている。これを空中線標識と呼び、スタートラインから5m、45m、内80-外85mの位置を示している。

 

クランクシャフト

モーターの一部分。モーターで作られたピストンの往復運動を、直線的な働きから回転運動に転換させる役割を担う。
現用のモーターは直列2気筒(2ピストン)で、等間隔爆発方式を採っているため、クランクシャフトは180度クランクになっている。クランクシャフトにねじれや歪みがあると、性能に影響が出るのは当然だが、今日では、新品のシャフトに交換したなどという事例にはあまり接しない。その理由は、製品の完成度が一段と高くなっていることや耐久性に優れていることにもよるが、何よりも部品としては破格の値段だからである。

 

グランドチャンピオン

SG競走の一つ。前年のグランドチャンピオンの優勝者、グランプリの優勝戦出場者、その年のボートレースオールスターの優勝者、過去1年間のSG優勝戦の完走者、SG予選での得点上位者が出場する。(2017年10月時点)

 

グレード制

レース格付け制度のこと。
「SG競走」「G1競走」「G2競走」「G3競走」「一般戦」の5つのランクがある。(2017年10月時点)

 

G3

レースの格付けの一つ、読み方は「グレード・スリー」。一般戦より優勝賞金が高く設定されている。(2017年10月時点)

 

G2

レースの格付けの一つ、読み方は「グレード・ツー」。G1レースに準ずるレース。「モーターボート誕生祭」「秩父宮妃記念杯」「モーターボート大賞」「レディースチャレンジカップ」「レディースオールスター」。(2017年10月時点)

 

G1

レースの格付けの一つ、読み方は「グレード・ワン」。原則としてA級レーサーだけが出場できるレース。「プレミアムG1」「地区選手権」「高松宮記念」「周年記念」など。(2017年10月時点)

 

グランプリ

SG競走の一つ。その年のチャレンジカップ終了時点で、獲得賞金上位18名によって行われるグランプリと、グランプリ出場者を除く獲得賞金上位者によるグランプリシリーズがある。グランプリは、文字通りその年に活躍したNo.1のレーサーを決めるレース。グランプリの優勝戦に出場した6名は、翌年開催されるチャレンジカップと、グランプリを除く全SG競走への優先出場権が与えられる。(2017年10月時点)

 

クイーンズクライマックス

女子レーサーの祭典とも呼べるプレミアムG1競走。当該年の1月1日からチャレンジカップ及び、レディースチャレンジカップが終了する日までの獲得賞金上位12名の女子レーサーが出場。優勝賞金1,200万円をめぐり、熱い戦いが繰り広げられる。
平成26年度より大晦日に開催されている。(2017年10月時点)

 

クイーンズクライマックスシリーズ

当該年の1月1日からチャレンジカップ及びレディースチャレンジカップが終了する日までの獲得賞金13位~54位の42名が出場権を与えられる、女子レーサーの祭典。
平成26年度より大晦日に開催されている。(2017年10月時点)

 

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