ターンテクニック

レーサーの技量で一番の見どころがターンのテクニック。ターンマークを回る時、いかにスピードを落とさず、展開を読んで有利なところへ艇を向けるかという力。このテクニックの安定度が増せば、ある一定の成績は約束されたも同然。とくに最近のターンではスピードが重要。

 

淡水

湖の一角、あるいは専用のプールを設けたボートレース場は淡水になる。淡水は海水よりも硬い。

 

男女混合戦

男子レーサーのみや、女子レーサーのみのレースもあるが、男子レーサーと女子レーサーが同レースにあっせんされるレースもあり、これを男女混合戦と呼ぶ。一般戦で行われることが多い。

 

単勝(単勝式)

ボートレースは6艇で走るレースのため、単勝式の舟券は6通りということになる。 的中率は1/6。

 

ダッシュスタート

待機行動中にスタート方向とは逆にボートを引っ張り、助走距離を十分にとって発進するスタート方法。4コースから外のレーサーに多い。

 

ダイヤモンドカップ競走

ボートレース場の施設リニューアルを記念して行われるG1競走。以前は「施設改善記念」といっていたが、平成9年4月1日から今の名称になった。

 

第1副審判室

水面のすぐ外側で、第1ターンマーク側にあるのが第1副審判室。審判委員長のいる審判室からは見えにくい部分、見えない部分を補佐している。レース中は常に審判委員長とやりとりをし、最終的な判断は審判委員長に委ねられる。

 

第2副審判室

水面のすぐ外側で、第2ターンマーク側にあるのが第2副審判室。審判委員長のいる審判室からは見えにくい部分、見えない部分を補佐している。レース中は常に審判委員長とやりとりをし、最終的な判断は審判委員長に委ねられる。

 

体重

同じ性能のモーターと同じ規格のボートで競走するとなれば、レーサーの体重は軽い方が有利になる。ただし、荒れ水面の場合は体重の重い方が安定性があり多少有利になる。また、レーサーの体重には規定があり(最低体重は、男子は51kg、女子は47kg)、あまり軽すぎても不足した重さを調整して乗ることになる。

 

待機行動

ピットを離れてからスタートするまでのことをいい、これにはコース取りも含まれる。ボートレースでは、1号艇から順番にスタートコースに入るというわけではないので、レーサーが自由にスタートコースを選択する。しかし、待機行動中のモーターボートの航法には細かい規定もあり、例えば待機行動中に艇の先端が必要以上に振られたら蛇行として違反になる。また内側や外側の艇を邪魔することも違反となる。

 

第1ターンマーク

スタート地点からホームストレッチを通過した先にあるターンマーク。スタンドから水面を見たとき右手に見えるブイがそれ。各レーサーはこのターンマークを3度旋回するが、最初の1周第1ターンマークで大勢が決まるケースが多い。

 

第2ターンマーク

第1ターンマークを旋回してバックストレッチを通過した先にあるターンマーク。スタンドから水面を見たとき左手にあるブイを指す。各レーサーはこのターンマークを3度旋回するが、最初の1周第2ターンマークで順位が入れ替わることがよくある。

 

ターンマーク

ボートを旋回させる地点の目印には赤と白で塗られたトンガリ帽子のようなブイが浮いている。これがターンマークである。正面スタンドから競走水面に向かって右側に浮いているのが第1ターンマーク、左側が第2ターンマーク。
2つのターンマークの間は300mである。レースではスタート後それぞれのマークを3回ずつターンすることになる。ブイは3段になっていて、横幅は110cm、高さは95cmある。

 

ダンプ

先行艇との間に、相当の艇間距離(3~4艇身)があるにも関わらず、艇首(バウ)をあまり返さず突っ込んで相手を飛ばし、自分はその反動で前に出てくる航走のこと。

 

匠シリーズ

45歳以上のレーサーを対象としたレース。 このシリーズ名は、ベテランレーサーの持つ巧妙な技術が「優れた技術を持ち合わせた人」である「匠」を想起させることから命名された。平成29年4月より、グレードがG3へ変更となり名称も「マスターズリーグ」へ改称された。

 

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