コース
水面上に1周600mの長さで作られたレース用航路のこと。
または、競走する6艇がスタート時に位置する進路のこと。最も内側の進路のことを1コース、以降、外側に向け2~6コースと呼ぶ。
5m標識ポール
センターポールから第2ターンマークの方に向かって5mの位置に立っている標識ポール。赤と白で交互に塗り分けられている。この5m標識ポールからはコースを横切る形で空中線標識がのびている。これはロープに赤と白の正三角形の小旗がついたもの。レーサーはこの小旗のゆれ具合でも風向き・風速を計算している。
小回り防止ブイ
第2ターンマークから20mの位置にある小回り防止用のブイ。別名「オレンジブイ」。ピットを出てからコース取りをするときは、このブイを時計と反対方向にまわってから進入しなければいけない。
コックピット
レーサーがボートに乗艇するところ。
高配当
高いオッズにより高額の配当金になること。
航跡
ボートが走った後にできる引き波のこと。引き波を超えていく際は通常よりモーターのパワーが必要となり、加速する上では不利となる。そのため、レーサーはいかに引き波の影響を受けずに走るかを意識して走っている。
甲板(デッキ)
通常、船舶の上部一面に張った板部分のことで、競走艇の場合、前方の少し広い部分を前部甲板(デッキ)、両横の部分をハーフデッキと区分している。
前部甲板の特徴としては、ビームキャンバーといって、若干のアール(曲がり)を持たせ、強度を保ち、水はけを良くしてある。
ゴール
コースを3周して戻ってきた時には、スタートラインがそのままゴールラインになる。ゴールの瞬間が接戦の場合は、写真判定が行われる。
コース別勝率
レーサーのスタートコース別の成績のこと。
コース取り
スタート前の待機行動でそれぞれ狙ったスタートコースを主張し合うこと。
今節(こんせつ)
当該レースの開催期間のこと。ボートレースは最大7日間(通常4~6日間)、連続でレースが開催されており、その期間全体のことを節という。